ひふ特集 第4回目
梅雨も明けていよいよ夏本番、夏は大量の汗、紫外線などで皮膚トラブルを
おこしやすいですね。
そこで 1週間にわたり、過去に今日子先生が書かれた「皮膚」をテーマにしたブログをもう一度ご紹介いたします。
「赤ちゃんの時の保湿が大事だそうです。」(再)
産婦人科の診療所に行ったときに見たのですが、赤ちゃんの時の保湿がその後のアトピーや花粉症、喘息にまで影響すると張り紙されていました。保湿することで、抗原への接触が減るからだそうです。
以前より、ウエットティッシュなどで拭き取ることが問題だと思っていたので、当たっていたわけですね。清潔にしすぎることで、いろんな菌や抗原に対する抵抗が出来なくなるのでしょう。
空調の充実も空気の乾燥を引き起こしますし、どろんこ遊びをしなくなったことも原因かもしれません。私が子供の頃には、山の中に入り込んで、何でも触っていた気がします。
予防接種が逆に流行を引き起こしていること、休まないことが美徳である日本人の考え方が、流行を助長しているだろこと。検査が出来るようになったから、感染者が不用意に出歩くようになったこと。
インフルエンザ一つとっても、この20年ぐらいでよかれと思ってしたことが、悪影響を及ぼしていることもあると思います。人間は動物の一種でしか無いと言うことをもう一度考えてみる必要があると思います。
◆ 2015年12月25日の記事です ◆