ボトックス治療を始めます
痙縮といって、脳梗塞の後遺症で手足が固まったような方に行う治療です。理学療法士の協力が必要なので、病院の方で行います。注射治療なのですが、薬の廃棄処理には薬局の協力が必要です。毒の一種なので、ちゃんと失活しないとならないからです。
この治療も、ジオンと同様に認可が必要です。わたしは、その認可を取っているので、治療が行えます。保険診療で出来るのですが、そういったことを知らない医者も多いようです。ボトックスと言えば、顔面神経けいれんに対して、自費で行うものだと思っているようです。
私は、顔面神経けいれんにボトックスを打つことは反対です。根本治療ではないし、筋肉を麻痺させてしまうので、表情が無くなってくるからです。過去にふたり、ボトックスを打つことを辞めさせたことがあります。
鍼灸治療に切り替えて、表情を作る練習をして何とか目立たないようになるまで大変なんですよ。顔のぴくぴくは、他人はあまり気にしてないので、気にしないようにしないとなりません。見られていると思うと症状が起きるので、大して誰も見てないよってことを教えてあげるのが一番の治療なんですよ。