げっぷが出ない人は調べたほうがいいかもしれません(再)
今日子先生が今まで書かれたブログの中からアクセス数の多いブログを
もう一度ご紹介。
◆ 2011年5月19日の記事です ◆
げっぷが出ない人は、反応性低血糖を起こしている可能性があるかもしれません。反応性低血糖という病態は、胃からの排泄が早くて、インシュリン分泌が間に合わないものです。胃全摘をした人と同じ状態なのです。胃があるのに、胃がないのと同じだというのは不思議なことだと話していると、婦人科の先生から、新生児と同じですねと言われました。新生児の胃は筒状だそうです。
胃には空気がたまる部分が上にあります。上なのに胃底部といいます。そこにある程度空気がたまるとげっぷとして排泄されます。ところが、反応性低血糖の人は流れるのが早いので、げっぷも流れてしまうのだと思います。その影響で、夕方にかけておなかが張ってくるかもしれません。ガスが出したいのに出せない状態も、こういったことで起こっているかもしれません。
昨日参加した勉強会でも面白いことを知りました。ストレスがかかると正常の人でもご飯を食べた後のように血糖値が上がること。24時間血圧を同時に測ると、血糖値が下がると血圧が上がってくること。
人の体は、連動して動いています。何かが単独で動くことはないので、当たり前ですよね。ストレスがかかると脳を活発に動かして、何とかストレスから抜ける策を考えようと、血糖が上がるのかもしれません。その時の血糖は肝臓から放出されるのでしょうか?何かの形に変えて貯蔵してあるはずですからね。。
人の体には、まだまだ分かっていない部分があります。それを考えてみるのも面白いかもしれません。