糖尿病の薬が出来たのは意外と最近のことだそうです
糖尿病の内服薬が出来たのは、1950年代だそうです。今から65年前ということになります。意外と最近だったんだなあと思います。それまでは、糖尿病は尿に糖がでて全身に病気が進行していく死の病だったのでしょう。
糖尿病に対する最初の薬はサルファ剤という抗菌薬だったそうです。腸チフスに効くことがわかり大量に使われるようになり、低血糖を引き起こすことがわかり、糖尿病の治療薬になったそうです。
元をたどれば、とんでもないところから見つかっているんですね。当時は血糖値を計れるのも特別な場所だけだったようで、今のように気軽にはかれなかったようです。
糖尿病の薬は飲みたくないとおっしゃる患者さんは多いのですが、飲みたくてもなかった時代もあったわけで、薬があるだけましな世の中になったということを知ってほしいと思います。