霊安室って無くなってきているそうです
病院の中に霊安室がなくなってきているそうです。大きな病院にはありますが、中小の病院にはなくなってきているそうです。理由は、使われない時間が多いからと言うことだそうです。
確かに100床程度の病院なら、月に2-3人しか亡くなりません。葬儀屋さんが来るまでの1時間程度しか使わないわけで、遊ばせておく訳にいかないようです。確かに都会の病院ならそうなってくるでしょうね。
私は、霊安室はなくなって良いと思います。人の死は必ず訪れることなので、亡くなったらすぐに部屋から出して、隠す方がおかしいんじゃないでしょうか?死というものを見ないようにしてきたから、人の命を大切にしないようになったと思います。
私の父親は、death on araivalだったので、救急室に放置されていました。検視官が来るまで、長い時間放置されていました。検死になったから仕方なかったのですが、スタッフも誰もいない部屋に放置されているのはかわいそうでした。
人の死には必ず意味があります。何故亡くなったのか、何故そのタイミングだったのか。逆に、亡くならないことにも意味があります。もうだめだろうと思っていても、持ちこたえることもあります。何か気になることがあるのだろうと話しています。
人は、生まれてくるところから死んでいくところまで、必ず意味があります。そんなことをもう一度考えてほしいものです。