高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

病院で働いてくれる薬剤師を探しています

ひょんなことから、病院で働いてくれる薬剤師を探すことになりました。知っている薬剤師にメールしたり、電話したり、直接訪問してお願いしたりしています。

大阪市内の小さな病院なので、病院が初めてという薬剤師でも大丈夫だと思います。薬剤師のことについては、何年も前からいろんな問題を聞いてきました。

薬局のお姉さんになるためだけに薬剤師の免許を取ったのに、処方箋薬局をする羽目になり苦労している人や、薬学部を卒業して製薬会社に勤めていたのに、家庭の事情で薬局で働かなくてはならなくなった人。

薬学部が4年制から6年制に変わったときは薬剤師不足で大変でした。2年間、新人の薬剤師が出なかったことはかなりの影響が出たようです。病院から、処方箋薬局にどんどん薬剤師が流れて、今は在宅のほうに流れているそうです。

楽な方、給料のいいほうにどんどん流れるのです。病院は、点滴を扱うから敬遠されるそうです。でも、病院だと患者さんがよくなっている姿を直接見ることが出来ます。

栄養状態を改善したら、褥瘡がぐんとよくなって、患者さんがいつも笑顔をしてくれるようになります。食べることが出来ない人にとって、点滴のメニューがちょっと変わっただけでもすごい変化が出るのです。

でも、薬や点滴の指示は医者が出すからって言う人がいるかもしれません。確かにそうですが、アドバイスはしてくれたらいいわけで、こっちのほうがいいと思いますよって話してくれたらいいわけです。

昨日は、肝臓の注射薬をシリンジ入りのものに変えてもらえないかって相談していました。先発品になるから仕入れ値はあがりますが、看護士たちはぐんと楽になります。

先発品に薬価差益がなくなったために病院は本当に大変になっています。差益が無いということは、1個でも破損すると赤字になっちゃんですよ。値段だけじゃなくて、破損しないものや、デットストックにならず使いきれる薬も選んでいかないとなりません。

処方箋を出した医者と会うこともなく、話を聞くこともなく指示通りに薬を出す処方箋薬局よりよっぽど面白い仕事だと思いますよ。

昨日は、探していた昔の薬を町の薬局で見つけたので、とってもうれしかったです。薬局の先生も、昔の薬のほうが安いけど人気がありますよって話しておられました。

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