高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

褥瘡と経管栄養の勉強を始めています

褥瘡と経管栄養については、看護師さんたちがベテランなので、今まで勉強する必要もなかったのかもしれません。しかし、そうも言ってられない事態になり急遽勉強を始めたのです。

教えてもらう相手は、当然看護師さんたちです。褥瘡については、慣れている先生にも教わりましたが、日々見ている看護師の方が情報が多いので、慣れた看護師に応援に来てもらって教えてもらいます

高齢化になって、褥瘡と経管栄養はどこに行っても付いて回ります。なので、勉強して損はないのですが、疑問も残ります。褥瘡の処置の仕方より、いかにして褥瘡を作らないかの方が重要でしょう。

褥瘡ができる理由の一番は、寝返りを打たないからです。ベットマットが堅くても起きます。まずは、ベットマットを柔らかいものに変えること。寝返りは、入院患者さんであれば、看護師さんたちが熱心にやってくれています。

栄養状態も影響します。栄養状態が悪くなれば一気に褥瘡ができます。でも、今回のインフルエンザのシーズンにあることに気付きました。インフルエンザにかかった方に一気に褥瘡ができてしまったことです。

一晩で褥瘡は出来てしまいます。治るのには何カ月もかかってしまいます。なぜ一気にできるかを考えたら、脱水かなと思いました。インフルエンザもいい薬ができて、比較的簡単に治るようになったから、栄養状態が悪くなるまで長引きません。

そう考えると、高熱による脱水が一番いけないのかもしれないと思いました。INBODYの結果を見るようになって、筋肉量が少ないと水分量も少ないことがわかりだし、高齢者が脱水になりやすいのは、筋肉量の少なさが原因を分かりだしました。

なので、高齢者には早目に脱水補正が必要だということも知るようになったのです。いろんなことが、関連づけられ、何事も無駄ではないと思うようになりました。早く褥瘡のない体になるように、明日も頑張りましょう!

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