厚労省のHPに意見が乗りました
厚労省のHPに国民の声を載せている場所があるって知ってますか?厚労省のトップページの左側にボタンがあります。そこに、私が話したことを載せていただきました。クリニックの開設が不規則だったため、保健認可が下りないと言われ、何度も近畿厚生局に足を運びました。今までないやり方のクリニックだからと、何度も説明に行ったのです。その時に、いろんな医療の不具合の話をしました。そいういうことを是正したいから、クリニックをやりたいことも話しました。
でも、先生一人の意見じゃどうにもなりませんよと言われました。確かに、同じようなことを多くの人が言わないと、どこでも取り上げてもらえないこともわかっていました。でも、言っても無理とか無駄って言う人が多いですよね。それで私は、”一人でも、何度でもいいますから”と言いました。回数を増やせば、聞いてくれるかなと思ったのです。
しかし、近畿厚生局の仕事は、医者の話を聞く場所ではないそうです。”僕たちの仕事は、国民の医療に対する不平不満を上にあげることです。”と言われました。私も国民なんですけど。。。税金もちゃんと払ってますよ。。。
それから、いろんな話を聞いてもらえるようになったのです。20項目の問題点と解決策の案を出しました。説明には、脳外科医の友人と看護師が付き添ってくれました。みな言いたいけど、言いに行ける場所が分からなかっただけなのです。
近畿厚生局の担当者は取ってもあったかい人です。医療のことがよくわかりませんが、と言いながらいろいろ聞いてくれます。医療のこととなると、誰しも関わりたがらないものです。過去にもいろんな人に話をしに行きましたが、医療のことはねえ。。。とていよく断られたんです。でも、彼は違いました。なにも言わずに、じっと私の話を聞いてくれます。ときどき、○○と○○の違いがわからないんですがと、本当に基礎的なことを聞いてきます。でも、そういう基本的なことを知らないと言えることもすごいと思います。多くの人は、プライドから質問することすらしませんからね。質問されなくても、どの程度しかわかってないなということは、話していれば相手の表情などからわかるものなのにね。。
火曜日に電話があったんです。一部ですけど、乗りましたよって。。。本当ですか?ありがとうございましたと言いました。でも、3項目については、文科省とか人事院、市町村が担当だから、却下されましたと聞かされました。なら、どこにいって誰に言えばいいか教えてくださいと言いました。それは、わかりません。。。。
そんなのおかしいですよね。たとえ話をしました。脳疾患と思って、矢木脳神経外科病院に運ばれる患者さんに、脳ではないですよと言って、ほりだすのと同じじゃないですかって。。。脳じゃなければどういう疾患が考えられて、どこに行けば見てくれるか、その場所の地図と診察予約の取り方まで、うちの病院では、説明してくれています。市役所でうちの部署ではありません、どこそこに行ってください、といわれ、そっちに行くとまた違うと言われ、ぐるぐる回って、最初のところに戻って、うちじゃないんですけど仕方ないですね。と言われたことがあります。いわゆる、たらいまわしです。。。
医療以外でも、たらいまわしはたくさん見かけます。うちじゃないというのは簡単です。そういうなら、最後まで責任を持ってくれって話します。そこまでして、初めてサービスと言えるんじゃないでしょうか?
国民の声の11月29日公表の地方分のPDFの中の3ページと9ページに載っています。以下がPDFのリンクですが、この機会に厚労省のHPに遊びに行ってみてください。何か新しい発見があるかもしれません。