世界の透析患者の5分の1が日本人だそうです
世界で透析を受けている人の5人に一人が日本人。当然、日本で受けているということです。2000年のデータで世界の透析人口が100万人、日本では20万人だったそうです。なぜそんなに多いのか?透析を受けやすいからでしょうが、腎移植ができないこともあります。
透析は医療費のかかる治療です。透析にならないようにするのが、医療費の削減につながるのに、そういった努力がされているとは思えません。先だっても、役所の職員が高脂血症を放置していることにきずきました。検診を推奨している役所の職員が、他人事にしているから、日本は透析だらけになっているんじゃないでしょうか?
何事もそうですが、他人事にしているから無責任な行動になるし、意味のないことに変わってしまうんです。私は、スタッフにできるだけ検査を受けさせています。検査を受けることで、他人事にならないようにするためです。自分が経験したことがないことを、他人に勧められるはずがありません。
症状がないから検診をする、早期発見して治療をすれば病気になるのを食い止められるから検診するんです。それを理解してないのなら、検診など受けてほしくないです。血圧の薬を飲みだすと一生飲まないとならないと聞いているという人がいます。誰がそんなばかげたうわさを流すんでしょう?
腹立たしいことばかりです。血圧の薬を飲み続けなければならない人は、自分で努力しない人です。一部の遺伝性の人以外は、生活習慣を変えないから、飲み続けなけばならないんです。いつになったら、薬はやめられますかと聞かれました。寝たきりになったらやめられますよと答えました。それなら、元気なほうがいいとおっしゃってました。
毎日、いろんな人に会って、いろんな話をして、いつになったらこんな馬鹿らしい説明をしなくていいようになるんだろうって思います。小学校の授業で、教えてくれたら楽なのにと思います。