テレビでよく見かける寄付について
テレビで寄付してくださいといったものをよく見ます。子どもの映像を出して、この子の命を救うには薬が必要だという説明をしています。そういった映像を見るたびに、疑問を感じることがあります。私たちの寄付で、その子供の病気が治ったとしても、衛生状態が悪いために起きていることで、次起きないようにどうやっているんだろうと。。
助けた子供の、その後の生活、教育、そのために親の経済力も必要です。地域の衛生状態をよくするには、国が動かないとならないでしょう。単に注射を打って、その場しのぎだけしても何の意味があるのだろうと思います。
私も昔、1万円だけ寄付したことがありました。ところが、その後、しょっちゅう寄付してくれと封書が送られてくるのです。カラーで印刷された案内と、振込用紙。簡単に寄付できますよと言わんばかりの案内が来てました。
印刷と郵送代に、いくら使ってるんだろうと、不思議に思うようになりました。無視していれば、送ってこなくなるかと思いきや、何年たっても送ってくるのです。私の寄付した1万円は、これに使われてしまったのかなと思うぐらいでした。
寄付というのはとても曖昧なもので、どう使われたのかわからないことのほうが多いと思います。私も、命を救うために募金活動したこともありますが、集まったお金をどう使ったかの明細など見なかったなあと思います。もらった人は、それでいいのかもしれないけど、寄付した側は知りたいですよね。
それと、今までいろんな人を見てきて思うのですが、お金のない人のほうが寄付をして、たくさん持ってる人は案外寄付などしないものです。お金持ちが寄付するときは、かなりまとまった金額をまとめて寄付して、誰からの寄付かわかるようにしていると思います。
街中で、募金運動している人の中にも、うその募金を集めている人もいると聞きます。良心から募金するのだと思いますが、気をつけたほうがいいと思います。