診療明細書はしっかり見てください
診療明細書には、使われた注射薬などが載っています。明細書ができるまでは、注射の内容を知らせるために注射名を書いた紙を渡していました。何の注射を受けたのか知らない方が多いからです。
何の検査を受けたのかもわかりますので、ちゃんと結果を聞いてるかのチェックにもなります。私も最近、診療明細書を見ることで、余計に請求されていた検査がわかり、返金してもらったことがあります。
医療というのは、診察が終わってから医事科がいろいろ手を加えます。請求漏れがあったらこまるからです。それで、この手術ならこれはやっているだろうと、追加したりするのです。病院によっては、医者に確認を取ってからやりますが、病院によっては現場の判断で追加してしまいます。
これには理由があります。請求間違いで少なかった場合、後で追加請求が難しいですが、過剰請求なら後で返金するのは簡単だからです。でも、患者側が気づかなければ、過剰請求されたままになります。
しっかり、診療明細書を見ることが重要だと言うことですね。ファイルで保存しておけば、自分の治療歴も残ります。ある意味、カルテと同じようなものですから、検査結果とともにファイリングしておくと良いでしょう。