精神疾患合併の救急搬送について
精神疾患を持っていると、救急の受け入れをしてもらえない問題について、行政が整備しようとしているそうです。私がいた、脳外科病院でも精神科受診歴があれば断っていました。でも、受けてみたら単なる不眠症だったり、疼痛コントロールだったりしていました。その一方で、脳疾患と思って取ったら、憑依が下りてきたかのようなふるまいを始めて、明らかに精神疾患でしょうって思ったこともありました。
精神疾患の受け入れを嫌がるのは、あとの受け入れ先がないからです。脳ではないとわかっても精神科の病院が転送を受け入れてくれないことが原因です。もっと大きな原因は、市立病院など公的病院がはなから断ることでしょう。公的病院が率先して取るべきでしょう。
最近も、熱中症だと運ばれてきた人がいましたが、明らかにうつ病でした。数日前からしんどかったというところに疑問を持つべきなのですが、救急隊は全くそうは思っていなかったようです。
大型の病院が患者の抱え込みをして、常に満床の状況である限り、何も解決できないと思います。もっと、病院間連携をとり、中小の病院に患者を分散させるべきでしょう。