新しいバイト先。。。。
新たに2か所でアルバイトを始めました。これで、バイト先は4か所になります。アルバイトで難しいのは、病院の方針によって対応を変えないとならないことです。バイトの医者は、あくまで常勤のサポートですから、しゃしゃり出てはいけません。
かといって、おかしいと思うことは発言していかないとなりません。主張してもどうにもならないだろうと思ったら、早目にやめないとなりません。そういったことから、バイト先も転々としてきました。開業だけ頑張るという手もありますが、新しい情報を知ろうと思ったら、開業医だけしていてはダメですから。
特に、うちのクリニックは肛門科ではないのに、肛門科だと勘違いしてくる人がたくさんいます。科を表示しないとならない日本の決まりごとがこういった弊害を生んでいます。海外では、形成外科医以外はヘルスセンターとかしか書かれていません。病気全般を扱うっていう意味でしょうね。
開業医なら、病気全般を扱うのは当たり前なので、海外のほうがあっていて、科を標榜しないとならない日本が間違っています。また、専門科を誇張して宣伝しているところが、本当の専門医かどうかも不明です。
乳腺専門病院を訪れた方から聞いた話ですが、乳がんではないと説明されただけで乳房の痛みに関しては何ら説明がなかったそうです。調べてみると乳がん学会の認定医ではあるようですが、専門医は取ってないようですし、なんだかいっぱい資格を取っているようなので、何の専門家わかりませんでした。
乳腺科ってありそうですが、実は乳がん科なのですよ。乳腺専門医ではなくて、乳がん専門医。乳がん以外のことはわからないってことでしょうね。そしたら、乳腺の良性の病気はどこが扱っているのでしょうか?婦人科とか皮膚科でしょうね。乳がん科は外科なので、手術する必要のあるものしか興味ないんですよ。
どこに相談に行ったらいいかわからないとよく聞きます。かかりつけ医を作ってない日本の弊害ですよ。本来、健康な時からかかりつけ医を作っておいて、何かあったらかかりつけ医に相談するものです。それで、専門の先生を紹介してもらうんです。
昭和初期までは、かかりつけ医がいたと思います。内科としか書かれていなかったはずだし、医院としか書かれていなかったと思います。国はかかりつけ医を作りましょうなんて言ってますが、かかりつけ医をなくしてしまったのも国なんですけどね。