おかしいなと思うことがよくあります
テレビを見ていておかしいなと思うことがよくあります。車の傷を隠してしまうペンの宣伝では、フリーハンドでペンで傷がなぞれるだろうかって思います。腕の一部をどこかに置いて支点にすれば可能かもしれないけど、宙に浮かせたままでは難しいでしょう。これは、手術の際の介助で同様のことがあるからです。どこかを支点にしないと細かい操作ができないからです。そう思ってみていると、傷をつけたビデオを逆に流しているなということがわかります。
コレステロールを下げてくれるサプリメントの説明に、太ったおなかの映像が出てきます。でも、皮下脂肪はコレステロールではなくて中性脂肪のほうです。コレステロールは痩せている人でも高かったりしますし、弊害は心筋梗塞や脳梗塞です。サプリメントを飲んでコレステロールが下がったら、皮下脂肪や内臓肥満が解消されるような錯覚を起こす映像はおかしいでしょ。
便通がよくなるのかなと思わせる宣伝もあります。朝から、どっさり出たんですと説明しています。ただ、何がどっさり出たのかは言いませんから、便通にいいわけではないかもしれません。日本語があいまいな表現でも伝わるからこういった宣伝も効果があるのかもしれません。英語なら難しいかもしれないなあと思います。
私はひねくれた性格なのかもしれませんが、テレビに流れる映像や情報の中から、つじつまが合わないものを探すのが好きです。本当はどうなのかわかりませんけどね。いろんな宣伝文句に人は騙されます。効果があると宣伝されているものを使って効果がなくても、そんなものかと訴えることもしません。最初から、効くとは思わずに試すからでしょうか?でも、やってみなければわからないことも多いわけで、とりあえずやってみるってのもいいかもしれませんね。