インプラントの再挿入をしました
骨折の影響で、インプラントが一本駄目になってしまったのです。根元からぐらつきだして、最後には勝手に抜けてしまうというありさまでした。インプラントを入れた大学病院の医者は、こんなことは初めて見たと言いました。痛みのために、歯にかなりの負担がかかっていたのだろうと言う結論になりました。
再度インプラントを立てるために、ベースとなる金属を下額骨に埋め込んできました。20歳代に慢性骨髄炎で下額骨の部分切除をしているので、半分ぐらいしかないところに埋め込みをしたのです。何年か前には、骨移植をしないとだめだと言われていた場所なので、移植することなくインプラントが入れられるのは、とてもラッキーなのです。
前回の手術の時も、骨の出血が少ないことが指摘されましたが、今回も同様だったそうです。出血しないとインプラントが固定されにくいそうです。20歳代の時も、同様の状況だったのだと思います。骨の直りが悪いために、悪性を疑われて手術になったのですが、結果は何もなかったとのことでした。
確証はありませんが、こういった状況は血糖変動で起きている気がします。糖尿病の患者さんは、傷の治りが悪いことが知られています。高血糖のせいで治りが悪いと思われてきましたが、確かめる方法はありません。でも、何か関係があるのだと思います。
今回のインプラントがちゃんと固定されたかどうかは、3カ月後にわかります。