帯状疱疹に新しい薬ができました。
帯状疱疹は痛みを伴う帯のような発疹が体の右か左かに限局してできるものです。発疹がでる前に痛みだけ出てくる場合もあり、発疹と痛みと両方がそろわないと診断も難しいものです。帯状疱疹になると今までは内服薬でしたら、一日20錠を5回に分けて飲まなくてはなりませんでした。それでもよくならない方は抗ウイルス薬を点滴でうたなければなりませんでした。この点滴は1本が2時間くらいかかり、1日3回も必要でした。ところが最近点滴に代わる内服薬ができました。一日3回飲むだけですむのでとても楽になりました。
帯状疱疹は早く治療をしないと神経痛が残ります。神経痛が残れば、ペインクリニックでの治療が必要になってきます。単なる皮膚病ではないので、気をつけてください。