逆流性食道炎でした。。。。
10月ごろに風邪をひいたのですが、その後なかなか完治せず、何度か抗生物質も飲みました。乾燥による咳きこみだと思っていたものが、実は逆流性食道炎によるものだったのです。
元々、逆流性食道炎は持っていたのですが、喉の奥の詰まるような痛みが症状だったのです。逆流しだすとのどが詰まって食べ物が通らなくなるような感覚になります。そういったときは、何か食べるか飲むかして、逆流を止めていました。逆流性食道炎と言っても、症状からは耳鼻科領域の病気になります。
今回、喉の詰まる感じは全くなかったので、逆流性食道炎が再燃しているとはきずかなかったのです。咳きこみが始まるとなかなか止まらず、ムコダインドライシロップを飲むと和らぎました。痰が乾燥して出しにくいだけかなと思っていたのですが、咳きこみの続きにおえつが起きだしていました。
咳きこみすぎると、腹圧がかかるため、嘔吐することもあるので、その時点ではまだ気管支の炎症だと思っていました。何度もせき込むために、再びのどが痛くなり、トランサミンと言うのどの痛みに効く薬も飲んでいました。加湿しかないと思って、加湿器を増やしたりもしました。
ところが、胃の不快感や、げっぷなども出るようになりました。その時点で、ひょっとしたら逆流性食道炎かもしれないと思いだしたのです。治療としては、PPIという胃酸を抑える薬を飲むこと、食べてすぐに横にならないこと、おなかを締めるような服を着ないことなどです。
PPIを飲みだして、急速に咳きこみが減ってきました。薬が効くかどうかによって診断もしますので、症状が改善してきたということは、診断も合っていたと言うことになります。
私は、ビクトーザと言う薬も使っているので、胃からの排泄が遅延しているはずです。そうなると、ますます逆流しやすい環境になっていたのです。去年の秋から、風邪をこじらせて上顎洞炎を併発しなかなか治らないでいたのは、ベースに起きていた逆流性食道炎が原因になっていたと考えられます。
アレルギー性鼻炎が今年に限って全く薬が効かなかったことも、このあたりに原因があったかもしれません。
ちゃんと、耳鼻科に行ってきましょう。そう思いましたね。