高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

腹部エコーの講習会に参加して。。。

 昨年12月に、腹部エコー講習会に参加しました。申し込み書に対象者が初心者と記載されていたため、全く知識の無い私でも大丈夫と思っていました。しかし、参加してみると初心者どころか、かなりハイレベルであり、午前中は頭が痛くなり、ついていくことに必死なり、私の眉間にはきっと立てしわが増えていたと思います。

 解剖は知っていて当然から始まりました。これが、横隔膜で・・・と、さらりと説明があり、どれっ?と思っているうちに次へ進んでいく始末でした。しかし、解剖の言葉は午後から何となく耳慣れしてきました。

 そんな中でも、講習会がためになったのは、エコーの操作をさせてくれたことです。講習生は5名でしたので、順番に操作させてもらいました。胆嚢部を撮影するときのコツとして、左側臥位になってもらい、プローブを下から押し付ける感覚を実際に経験できました。患者モデルは20代後半ぐらいの痩せ型の男性でしたので、肋骨部が非常にわかりやすかったです。しかし、実際の現場では、多くの患者の腹部は脂肪だらけだろうということを考えると、プローブの当て方もきっときつく押し当てる必要があるのだろうと感じました。

 ハイレベルな講習会でしたが、エコーは、医師がするものであると思い込んでいたため遠い存在でしたが、少しだけエコーと私との距離は縮まったと思います。

 

 何事も経験であり、この講習会に参加するにあたって、自分で新幹線のチケット予約し、日帰りで東京へ行った自分の体力にびっくりしました。人間やればできることを経験し、講習のみならず、違った達成感も味わうことができたと思っています。(文責:真紀 38歳看護師)

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