骨盤底筋群の体操を始めました
昨日、ひとりの患者さんを迎えて、骨盤底筋群の体操を始めてみました。体操の前後で、膣内圧を測定したのですが、明らかな変化が出ました。ピーク値が上がったことはもちろんのこと、少し落ちてからの持続時間が長くなったのです。本人からは、どこを締めたらいいか実感できるようになったと感想をいただきました。これから、毎週金曜日の午後に続けて行こうと思っています。
骨盤底の緩みは、径膣分娩された方の半分に及ぶそうです。若い間はあまり症状は出ませんが、年齢が高くなると子宮脱や膀胱脱として症状が出てきます。出産後3カ月目から鍛え始めたほうがいいようなので、まだ症状の無い方も是非受けていただきたいと思います。
子宮がん検診をしてると、子宮脱にはなっていないものの、将来なりそうだなと思う方は多く見られます。病気になってからしか医者は話をしないので、是非ご自分から、聞いて見られたらいいと思います。”将来、子宮脱になりそうですか?”と。。。。
なってからでは大変なんですよ。それを見てきているので、早めに気付いてほしいと思います。
健康維持のためにも言いたいそうなので、是非受けてみてください。