戸籍っていったいなんでしょう?
後輩に、外国の方と結婚されていて、日本では戸籍に入っているけど、彼の国のほうでは入っておらず、離婚などとなった時はどうなるのか疑問を持っていた人がいます。それで、弁護士に聞いてみたところ、戸籍なんて日本ぐらいですよと言われました。その後、そんな話を別の人にしていたところ、韓国人と結婚してるけど、やはり韓国のほうには戸籍はありませんね。と言う話になりました。
一体、戸籍って何なのでしょう。政権が社会を把握するために作られたもののようです。日本でも古くにはあったようですが、いったんなくなり、明治になって戸籍法という法律を作り、復活したものだそうです。女性はこの戸籍のせいで大変な目にあわされます。名字が変わったら、各種免許関係、銀行関係、ありとあらゆるものの変更が必要です。ひどいものでは、10日いないなんて、言われますから、それは大変です。
名字を捨てたがっている人がいます。でも、名字を変えるには、家庭裁判所に申し立てて、それなりの理由を認めてもらえないと変えられないそうです。本籍地は、簡単に変えることができますが、籍に複数の人間が入っていると、全員が変わるので、大がかりになります。友人に、知らない間に本籍地を帰れれていた人がいて、何かの手続きの際にビックリしたそうです。本籍地に行かないと手に入らない書類があり、地方まで出かけて行ったそうです。
籍に入っているか否かで、世間の扱いは大きく違います。内縁と言うのが認められるのは、10年以上たってからだと聞きます。10年ひと昔ですよね。籍のせいで、父親が本当の父と違うようになっている子供、籍の無い子供までいるそうです。女性は、離婚後半年以上たたないと、籍を変えられないからだそうです。一体だれがそんなこと決めたんでしょうね。おそらく、男性主体の国ですから、男性が決めたものでしょうね。
籍に入っていると言うだけで、命に対する決定権も出てくるようです。ある病院では、3年も別の人と生活していた人が、がんの末期になり、治療方法の決定を籍の入っている人にゆだねました。3年間も一緒に生活していなかった人が、正しい判断をするでしょうか?でも、病院側は、本人の思いより、籍を重要視したのです。行きたいと思って、治療を頑張って乗り越えた彼は、結局カロリーを補給されることなく絶命しました。本当に嘆かわしいものです。何度も、治療方針がおかしくないかといいに行きましたが、ただの友人である人間の話など聞いてもらえなかったのです。
奥さんが、旦那さんを殺そうとしていたことも、何度か見たことがあります。食事で人を殺せるって知っていましたか?毒薬などなくても、高血圧の人に塩分は毒だし、糖尿病の人に当分は毒です。透析している人にはカリウムは致命的なものです。いくらでも、毒の変わりはあるんですよ。特に、目の悪い方は味にも鈍感になるので、十分可能なんですね。。
そういえば、最近耳の悪い方が来られました。筆談になるので、時間はかかるのですが、うちは書類をいろいろ用意しているので、少し余分に時間がかかっただけでした。今後のことも考えて、耳の悪い人用の書類も用意しておこうと思いました。