喘息にも注射療法ができていました
喘息で吸入薬による治療が十分効かない人に月に一回注射する治療法ができていました。好酸球を減らす注射薬のようです。アレルギー疾患では好酸球が増えることは知っていましたが、好酸球を減らすと喘息発作がましになることは初めて知りました。
重責発作を頻回に起こす喘息患者さんにとってはとってもいいことだと思いました。しかし、保険点数を見てびっくりしました。注射薬は10割なら17万円、3割負担にしても、5.3万円です。高齢者で1割負担だとしても1.8万円ほどになります。若い人には到底できない治療だなと思いました。
アトピーの注射治療も高額だなと思いましたが、喘息はそれ以上でした。ただ、アトピーは命にかかわらない病気ですが、喘息は命にかかわります。新たな治療ができたのは喜ばしいことですが、値段を考えると複雑です。