オゼンピックの発売が見送りになりました
GLP-1製剤の新薬でビデュリオンと同等の効力が期待されていたオゼンピックの発売が見送りになったそうです。理由は、他のGLP-1 製剤と比較して薬価が低すぎたと言うことだそうです。通常、同じような効力の薬は薬価は同じで設定されます。ところが今回はなぜ低かったのでしょうか?
ビデュリオンを発売している製薬会社は、この薬がとてもいいにもかかわらず販売促進からはずしています。もやは売る気はないのです。しかし、ビデュリオンでしかHbA1cが下がらない方もいます。なので、この薬で助かっている人がたくさんいるのですが、併用薬剤を制限されたりとかなかなか使いづらい状況です。
併用薬剤として目をつけられたのがSGLT2です。SGLT2を併用していると削除されてきます。その理由が、ビデュリオンとの併用に問題があって、目をつけられているのがビデュリオンのほうなのです。この影響で、体重コントロールが出来なくなっている患者さんもいます。
新薬は併用薬の制限がないため、SGLT2を併用したい人は発売を待っています。今回見送りになれば次は11月だそうです。”はあっ?”って開いた口がふさがりません。国は何がしたいのか意味不明です。本当に腹立たしいことです。