呼吸状態の悪化が胸水によるものかどうか
呼吸状態が悪化して最初にイメージするのは肺炎です。肺炎じゃない場合は心不全を考えます。ところが、胸水の場合もあるのです。
特徴的なことは言葉を発しなくなることです。聴診すると空気の入り具合が非常に少ないことです。酸素は高流量が必要になり、酸素をはずすと酸素飽和度が極端に悪くなります。
熱もないのに呼吸状態が悪い場合、胸水を考えなくてはなりません。治療は利尿剤を使って胸水を減らすか、胸水穿刺です。
胸水が減ると、とたんにしゃべれるようになります。うまくいったときは、患者さんと一緒になって喜びます。最近、二人のおばあさんと、こんな経験をしたんです。