産科研修をしています
産科の見学をしているのですが、妊娠期にはいろんなことがありますね。今まで、妊婦さんは産婦人科任せで見ていなかったので、本当にびっくりします。
日本人は、元々インシュリンの量が少ないのですが、胎盤がインシュリンに拮抗する物質を出すため、妊娠期に糖尿病になってしまう方があるようです。産婦人科へは妊娠してから受診するため、事前に調べておく手段がありません。そう考えると、若い女性が受診する可能性のある一般の開業医の責任は重大だと思います。
結婚前検診も始めましたが、その次のステップとして、糖負荷試験を進めていこうと思います。それさえしておけば、人よりインシュリンの出が少ないことが分かり、いろんな予防がしていけるはずだからです。同時に、ダイエット指導も準備を進めています。食がすべての根源だと先人たちも言っています。忙しい現代社会の中でも、もう一度そういったことを思い出さないとならないと思います。