論文を書き終わっての感想は。。。。
論文を書き終わって、ほっとしたかというとそうではありません。こんなことがなぜ今までわからなかったんだろうと。1973年から報告はあります。2002年にもグルカゴン不足と発表がありました。
調べを進めていけばいくほど、腹立たしくなりました。たまに、症例報告されるのみで、厚労省は難病扱いにし、だれもちゃんと調べていなかったのです。
原因は保険診療の間違いにあります。検査が保険が効かない為にされてこなかったからです。2010年には日本でも使えるようになったのに、大病院でしか使えないようにされています。
検査だけなのに、なぜそんなにハードルを高くしないとならなかったのか、私にはわかりません。本当に、憤りを感じます。簡単なことだったのに、国が診断を難しくしていたのです。
低血糖症の病態は単純なことでした。あまりに単純で、論文にするのもどうかと思ったぐらいです。でも、世にそんな内容が出ていないので、出さないとなりません。本当に、気分が悪いです。