尿ケトン体に注意してください
高熱が出たり、脱水になったり体力消耗が激しい時に尿ケトンが下りることは有名です。でも、普通に生活している状態で、尿ケトンが下りていれば、飢餓状態だと思ってください。糖質が足りないため、皮下脂肪を燃焼し始めているのです。
血糖が不足すると、脳が一番困りますので、肝臓から糖質が放出されます。ストレスがかかると食後血糖のように血糖値が上がるのは、肝臓からの糖質だと言われています。脳を守らなきゃと肝臓が必死になってるのですね。からだは、脳が一番大事だとわかっているので、全精力をあげて脳を守ろうとするのです。
一方で、インシュリンの出が悪いと糖をエネルギーとして利用できなくなるため、脂肪をエネルギーとして利用しだすと言われています。この際に出るのが、尿ケトン体です。なので、尿ケトン体が出ていれば、とりあえず、糖質を増やしてみてどうなるかを見ないとなりませんし、インシュリンがちゃんと出ているかの検査も必要になります。
血糖値が下がると血圧が上がるようですが、体温は低下すると思います。それを同時に測れないか、今模索中です。一つの検査だけで、すべてのことは言えませんから、同時進行でいろんな検査ができれば一番わかりやすいのだと思います。
クリニックでは、新しい方法をどんどん取り入れています。そのために海外から医療機器も取り寄せしようとしています。そのために、いろんな友人が動いてくれています。持つべきものは、友人ですね。。。