循環器から見た糖尿病の話はとても面白いです
循環器の先生が糖尿病について講演されるものが意外と勉強になるので、行くようにしています。今回も、脂肪酸分画、CGMによる平均血糖値、耐糖能異常(糖尿病予備軍)などいい話でした。
耐糖能異常は糖尿病と同じだとずっと話してきているのですが、一般的には糖尿病予備軍だといって、放置されています。ところが、心臓はどんどん悪くなるんです。
悪玉のコレステロールが下がっていたらいいというわけではなくて、下がっていても食後血糖値が高ければ、どんどん悪化しているのです。
血管の中は破けそうなプラークがあり、危険な状況になっているそうです。この状況は、採血検査ではわかりません。唯一、頚動脈エコーでわかるかなぐらいなんです。
早期発見のために、糖負荷試験を簡単に受けてもらえるように、今段取りを整えています。