かぶってるねこは、100枚ではなかったようです
新しいバイト先には、ねこをかぶって出勤します。内科の女医さんというイメージを持ってもらうためです。でも、数ヶ月も経つといつの間にかねこが脱げてしまっていました。
あわてて、ねこを拾ってかぶるんですが、最近は周りが拾ってかぶせてくれます。”ねこかぶっててね”てな感じです。ところが、ある人に言わせると、私のかぶっているねこは100枚どころではないそうです。100枚脱いでも、まだ100枚あるそうです。
確かにそうかも知れません。看護師は女性がほとんどなので、医局に居たときのように怒れません。医局は50人ぐらいの男性ばかりの社会だったからです。私の取り扱い規約まであったそうです。
女性が医者になる時点で、男と同等です。国家試験に女性優遇はないからです。医師になってからは男以上に働かないと生き残れません。特に、外科の社会では男より優れていても、男を立てないとやっていけません。
そんなこんなで、年々かぶっているねこが増えたのだと思います。ねこの下には虎が居ると言ってましたが、その下に火を吹くドラゴンが居たようで、最近、たまーーーにドラゴンが出てきて火を吹いています。
そんな私でも、スタッフたちは暖かく見守ってくれています。そんな現場が大好きです。