嘱託医契約を始めます
4月から嘱託医契約を始めます。かかりつけ医より上の契約です。医療は、患者さんが診療申込書を書いて提出した時点で、契約が始まります。医者と会う前から、患者さんは契約をするのだから変な話です。
逆に、医者は契約をした方は、嫌でも診ないと行けないので、もっと変なんです。診療拒否は医師法で禁止されています。患者は医者を選べるけど、医者は患者を選べない。これは、医者たちのぼやきです。
それで、かかりつけ医として来ていただいている方の中で、嘱託医契約を希望される方で医者がそれを了解した場合だけ契約をするシステムをかんがえました。
対象は、糖尿病などで注射療法を行っている方以外です。注射療法をしている方は、それだけで嘱託医になろうと思うからです。会費は月3千円弱、この額も注射療法をしている方が毎月払っている医療費から算出しました。
年契約で、契約をされた方には診察券をお渡しします。うちは、診察券がありませんので、診察券を作るのは初めてなんです。申し込みされる方は、過去の病歴を提出していただきます。
得点は、飛行機の優先搭乗と同じですね。人数は100名程度とかんがえています。それ以上は、一人の医師では管理しきれないと言われているからです。サービスの内容は未知数です。でも、受診時の差別化は出来るようになります。
病院に勤めていて感じるのですが、保険を持っていて、自分で医療費を支払う人は、支払うために待たされます。その一方で生活保護の人は支払いがないから、さっさと帰ってしまいます。これって、おかしくないですか?