誰にでも質の高い医療を提供しようとしたのが間違い
誰にでも質の高い医療を提供しようとしたのが間違いだったと気がつきました。のぞまれている以上のことを説明しても時間の無駄だったわけです。
オープンから3000人以上の肛門疾患の患者さんを診ましたが、生活習慣から来ているのだという説明の意味を理解した人はどれくらいいたでしょうか?
糖負荷試験を受けた方が1割なので、その程度なんだと思います。患者は医者を選べるけど、医者は患者を選べない。同僚たちも言います。
ニーズをどう見分けで、それに見合った内容の診療を行うのか、そこがこれからの問題だと思います。