わかりやすい特定健診
特定健診とは
内臓肥満の方を早めに見つけ出して、生活習慣を変えるように指導することで
生活習慣病(高血圧、糖尿病、高脂血症)にならないようにしようとする試みです。
生活習慣病の多くは症状がないので、気づかないうちに発症し気づかないうちに悪化していることがあるからです。
では、なぜ生活習慣病を予防するのでしょうか?
生活習慣病を持っていると動脈硬化になりやすいのです。
では、動脈硬化になったらどうなるのでしょうか?
動脈硬化はある程度進行しても症状は出ません。症状が出たときには心筋梗塞や脳梗塞です。
心筋梗塞や脳梗塞を起こすと寝たきりになってしまう可能性が高いのです。
なので、特定健診とは寝たきりにならないための予防のための健診なのです。
特定健診で注目される内臓脂肪肥満はなぜいけないのでしょうか?
内臓脂肪による肥満のかたは、現状では何の問題もなくても
生活習慣病(高血圧、糖尿病、高脂血症)を発病する可能性が高いといわれています。
生活習慣病→動脈硬化→心筋梗塞・脳梗塞→寝たきり
内臓肥満を解消することは遠い将来に寝たきりにならないための若いうちからの準備になります。