高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

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桜の話題が多くなるころですね

Posted on: 土曜日, 3月 31st, 2018 in: クリニックより

高速道路を走っていても、郊外になると桜がとてもきれいに咲いています。今だけの特典って感じですね。花見に行くならどこがきれいかって話題が出るころでもあります。

花を見に行くなんて習慣はなかったのですが、せっかくなので見に行くようにしています。でも、小学生のとき桜並木の中を通学していたので、そのころを越えるような桜は見ることがありません。

桜が終わったら、つつじだそうですが、花を見るより蜜を吸った思い出しかありません。花が好きなヒトは季節ごとの花のことをよくご存知ですが、わたしは花には興味がなかったので、あまり知りません。

ゆっくり花を眺めていられるようなゆったりした時間が作れるようになったらいいのになって思います。

血圧と糖尿病と腎臓病の関係

Posted on: 金曜日, 3月 30th, 2018 in: クリニックより

アンギオテンシンⅡという血圧を上げる物質が糖尿病と関連があるようです。血圧を下げる薬でアンギオテンシンⅡ受容体拮抗薬というものがあるのですが、それがインスリン抵抗性を改善するそうです。

糖尿病になる前に、インスリン抵抗性が出てくるのですが、その段階で腎臓の糸球体高血圧が始まり、腎臓の障害が進んでいくそうです。

インスリン抵抗性とは、インスリンをたくさん出してもインスリンの作用が十分発揮できない状況で、インスリンが効いてないと思ったからだは大量のインスリンを出します。

インスリンが高濃度になるとアンギオテンシンⅡが効きやすくなって、ナトリウムを再吸収するので、むくみやすくなって血圧も上がります。メタボの人は少量の塩分でもむくみやすくなるそうです。

とってもわかりにくいないようですね。でも、大事なことは、何でも連動しているということです。病気は単独で起こるのではなくて、何かひとつの病気になれば、裏でいろんなことが起こり始めているって事です。

朝食は起きてから2時間以内なら良いそうです

Posted on: 木曜日, 3月 29th, 2018 in: クリニックより

朝食の重要性をずっと話して来ましたが、朝起きてからどれくらいで食べたほうがいいのかは明確ではありませんでした。朝起きて、朝日を浴びて朝食を食べることが重要だとはわかっていたのですが。

時間栄養学の資料を見ていて、起きてから2時間以内と書かれていたので、やっと整理が出来ました。わたしは、5時におきて7時に食べていたので、間が空き過ぎかなと不安に思っていたからです。

また、朝日を浴びることで中枢時計遺伝子が刺激され、バランスのいい朝食を食べることで末梢時計遺伝子が刺激され、体内時計が24時間にリセットされることも知りました。

体内時計の遺伝子が2ヶ所にあったのですね。末梢時計遺伝子は小腸や肝臓にあり、臓器を取り出すと体内時計も数日で狂ってしまうそうです。いかに消化管というものが大切なのかわかりますね。

スマートフォンにタッチするだけで血圧が計れるようになるみたいです

Posted on: 水曜日, 3月 28th, 2018 in: クリニックより

スマートフォンにタッチするだけで血圧が計れるような研究が進んでいるそうです。指先の動脈の圧を測定して、腕の血圧に変換するようです。でも、動脈硬化が起きている人には難しいかもしれません。

正確な数字はわからなくても、普段より高いとか低いとかだけわかれば、腕で血圧を測れば良い訳で、いいのかもしれません。ちゃんと測ってみようと言う動機付けになるかもしれません。

それよりも、飲食店などで、食後にタッチしたら血糖値が分かる装置が出来ればもっと役に立つと思います。血糖値は血液を出さないと測れませんが、指を入れたらちくっとして血糖値がわかるなんて出来そうですけどね。

食後血糖とは食事開始からの時間で考えるので、フルコースなどを食べた場合は、食べ終わったころが一番血糖値が高いのだと思います。正常の人は食事開始から1時間、糖尿病の人は食事開始から2時間が一番血糖値が高い状態です。

内科の先生が簡単な手術をする時代になりました

Posted on: 火曜日, 3月 27th, 2018 in: クリニックより

内科の先生が簡単な手術をしていることにびっくりしたのですが、研修医制度が変わってからはそういう時代に変わってきたんだと思いました。

内科の先生でも、縫合などができる先生もいますが、わたしの同年代だとやろうとしないし、やったとしてもむちゃくちゃだったりします。わたしの時代は研修医からどっぷりつかってしまうからです。

今の若い先生は2年間で外科も内科も研修するので、器用な先生は外科的なことも出来るようです。ただ、経験数が圧倒的に違うので、どうなのかなとは思います。

皮膚のできものをとる場合も外科で悪性腫瘍も扱ってきたため、良性だと思っていてもマージンを十分に取る癖がついています。そのため、2度ほど後でよかったと思うことがありました。

良性だと思っていたものが病理検査で悪性だと判定が出て、マージンは十分取れているとコメントが書かれていたからです。

労働衛生コンサルタント試験に合格しました

Posted on: 火曜日, 3月 27th, 2018 in: クリニックより

労働衛生コンサルタントは国家資格です。産業医と似た仕事ですが、法律も分かっていないと取れない資格です。外科専門医や糖尿病療養指導医、産業医は国家資格ではないので、5年ごとの更新が必要ですが、国家資格は更新はありません。

筆記試験は免除で、口頭試問だけだったのですが、15分程度の口頭試問の間に質問されたのは10問ぐらいあったと思います。終わってから、言い忘れたことがあったと思い出したり、後悔することばかりでした。発表までに2カ月以上あったので、そんなことも忘れたころに通知を受けました。

合格率が低く、かなりハードルの高い試験だと聞いていたので、合格していたことのほうが驚きでした。国家資格は二つ目ですが、試験がしんどかったので、当分の間はこういったチャレンジをすることはないと思います。

桜の花を眺めながら、ひとりで卒業のお祝いをしようかなって思っています。

内服から注射に変更してコントロールできた方

Posted on: 月曜日, 3月 26th, 2018 in: クリニックより

ご近所に通院されていたようですが、担当医に気を使って言いたいことも言えなかったそうです。遠方になるのに思い切って転院してこられました。治療変更で一番驚いたのは、体重が減ったことです。ご本人の肌つやもよくなり、表情も明るくなりました。ちょっとしたことで、相乗効果が得られた例です。

インスリンから卒業できた方

Posted on: 日曜日, 3月 25th, 2018 in: クリニックより

自分のインスリンが出ていると説明されたのに、インスリン治療を辞めてもらえなかったと話されていました。ずっと同じ調子でよくなるわけでもなかったので転院されてきたそうです。CPR2.1だったのでインスリンをやめてビデュリオンを開始しました。雪山にインスリンを苦労して持っていたのがうそのようだと喜んでおられます。

理論的には併用可能な薬が保険では認可されないわけ

Posted on: 土曜日, 3月 24th, 2018 in: クリニックより

理論的に併用可能な薬なのに、保険では削られてきます。理由を聞いても、納得の出来ない回答をされます。併用禁忌にもなっていないし、明らかにいい効果が出ているのにです。

調べてもらったら、論文も出てました。同じことを考える医者がいるんですね。でも、論文レベルだと相手にしてもらえない場合もあります。論文を出すのは大変なのにです。

わたしも論文を出そうとしましたが、開業医レベルにはハードルが高すぎて無理でした。でも、インスリンを見つけたのは、整形外科の開業医ですよ。専門医でもなんでもない人がきっかけなんです。

現場を一番知っている開業医のほうが、専門しか見ていない大学病院の医者よりよっぽどよく知っていると思います。

つくしが売られていました

Posted on: 木曜日, 3月 22nd, 2018 in: クリニックより

つくしが1パックだけ売っていたので買って来ました。1パックといっても20本程度しか入っていなかったのですが、はかまを取ってあく抜きして卵とじにしました。

子供のころは近所の田んぼで山ほど取ってきて、母親が卵とじにしてくれていました。はかま取りが大変なので、いつもたくさん取ってきたことを後悔していました。

母親は料理をあまりしなかったので、つくしの卵とじぐらいしか覚えていません。つくしをスーパーで見ることも少ないので、今年はラッキーだったなって思います。

唯一、子どのものころを思い出す料理です。