高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

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日本人にはマンモグラフィーは良くなかったそうです

Posted on: 月曜日, 4月 10th, 2017 in: クリニックより

日本人にはマンモグラフィーは合わないから、検診の仕方を見直さないとならないって、検診系の学会で言っているそうです。今頃何を言っているんだって思いました。

マンモグラフィー検診が導入されてから、私はずっと反対してきました。5cmの乳がんがまったく写らないことを経験していたからです。

欧米の大きなお乳をはさむならともかく、日本人の小さなお乳を無理やりはさんで撮影する必要があるのかってことも言ってきました。

見直しが始まるならまだましですが、マンモグラフィーをとった上で、エコーを追加するかどうかなどと、相変わらずマンモグラフィーを中心に考えています。

そんなことを議論しているのは殆どが男性の医者です。一度、自分たちもマンモグラフィーを受けてみればいいと思います。男性乳がんもあるんだから、どうせなら毎年やってみたらいいんじゃないですか?

腰痛に対するアメリカの考え方

Posted on: 日曜日, 4月 9th, 2017 in: クリニックより

腰痛に対しては3ヶ月まではマッサージや鍼治療、温熱シートなどが推奨されて、薬による治療は推奨できないとのことです。3ヶ月を越えても基本的には、薬は良くないとガイドラインで示されています。

面白いのは、鍼治療を推奨しているところです。日本では、鍼治療に対する同意書を書くか書かないかで、ずっともめています.私は書いてきましたが、保険請求が却下されるようになりました。

アセトアミノフェン(商品名ではカロナールとかタイレノール)は腰痛には効かないので、出すこと自体を辞めるように書かれていました。

薬なら、筋弛緩薬から開始してその次に鎮痛剤、オピオイドなどの麻薬に近い薬は推奨しないそうです。日本ではオピオイド系が大量に使われていますけどね。。。

腰痛は普段の姿勢がかなりかかわっていると思います。ストレッチなどもいいと思いますが、思いっきり楽しんで運動することが一番いいんじゃないでしょうか

ケーキを焼いて持っていったら大笑いされました

Posted on: 土曜日, 4月 8th, 2017 in: クリニックより

辞めていく看護師さんにケーキを焼いてもって行きました。仲良かった看護師さんだからです。みんなで切り分けて食べてもらったのですが、それを知った婦長さんが大声で笑うんです。

何で笑っているのか見に行ったら、私とのギャップで笑ってたそうです。”限りなく男っぽい先生が、ケーキなんて焼くなんて。。。。”って、大笑いしていました。

外科的なことや治療となると、決断が早いので、男っぽいって言われます。でも、手術も料理も段取りよくすることは同じなんです。でも、一般的にはケーキを焼くのはきれいなお姉さん。。。

外科医である私とのイメージのギャップは大きいのかもしれませんね。今回、笑いにつながったことはそれはそれでよかったと思いますよ。本当に、腹を抱えて笑ってくれていましたから。

看護師さん向けの糖尿病の勉強会の準備をしています

Posted on: 金曜日, 4月 7th, 2017 in: クリニックより

看護師さん向けの糖尿病の勉強会の準備をしています。バイト先の婦長さんに頼まれたからです。糖尿病とは何か、なぜ治さないとならないのかなど基本的なことも含めています。

薬の説明となるとかなりの種類があるので、それだけだ話が終わってしまいます。でも、大事なことはしっかりとしたイメージをつけてもらうことです。

血糖値の裏で何が起こっているか、下げればそれだけでいいのか、どうして糖尿病になるのか、患者に食事制限をきつく言わないとならないのか、どう治療していけばいいのか。

改めて、スライドを作りながら私の考えもまとめています。看護師が病気のことをわかっているかというとそうでもありません。一般の人と同じレベルと考えて、講義内容を考えて見ます。

今年は外科専門医の更新の年です

Posted on: 木曜日, 4月 6th, 2017 in: クリニックより

必要な書類などはすべて集めてあるので、あとは6月にネットで手続きをするだけです。5年間で100例以上の手術経験が必要で、これも、ネットで登録しておかないとなりません。

学会への参加は3回以上必要ですが、これもクリアーできています。たったそれだけのことですが、更新できない外科医も結構いるようです。手術の現場から離れてしまうと難しくなりますから。

果たして、次の5年後に更新すべきかどうか悩んでいます。専門医も持っていてもなんら関係ないからです。保険診療では資格の有無は評価されませんから、無資格の医者と同じ額しか請求できません。

そこのところ、もう少し考えてほしいと思います。専門医を取るのに、かなりの苦労と、お金がかかっているんですから。

駒川から黒門市場に行ってみました

Posted on: 水曜日, 4月 5th, 2017 in: クリニックより

駒川の仕事で昼間に2時間もあいた時間ができてしまいます。ぶらぶらしててももったいないので、黒門市場まで行ってみました。時間的には予想どうりで行けない事はないのですが、さすがに疲れました。

黒門市場で、おいでという喫茶店で、野菜サンドを食べました。なじみのママがいるので、顔見ると安心します。いつもの豆腐屋さんで豆腐を買って、焼さばの店で焼さば寿司を買ったら、おまけにクッキーを二ついただきました。

駐車場代が400円かかるので、かなりもったいないです。気分転換にはなりましたが、往復の30分のドライブも結構疲れます。看護師におみやげで焼きさばすしを買ってきて、午後の仕事をしました。

2時間あれば可能ですが、現実的ではないなあと思ったので、ほかに方法を考えようと思っています。

肥満になるとなりやすい癌があるそうです

Posted on: 火曜日, 4月 4th, 2017 in: クリニックより

肥満とがんの関係を調べた論文がありました。いろんな論文に書かれている内容を調べたようで、実験などをしたわけではないようです。

結果、食道がん、男性の大腸がん、胆道系および膵がん、閉経前女性の子宮内膜がん、腎がん、多発性骨髄腫の8種が関係したようです。

食道がんは食べすぎで、胃酸の逆流が多いからで、大腸がんは線維不足、胆道とすい臓はコレステロールが高いからかなあって思いました。

それ以外は、関係が想像できなかったのですが、なんらかの関係はあるんだと思います。太っていていいことはないってことですよね。

背中のぶつぶつが消えたんです!

Posted on: 月曜日, 4月 3rd, 2017 in: クリニックより

背中のぶつぶつが良くならなくて、皮膚科にも通っていたそうです。そんな最中、低血糖がわかってその治療を始めたら、低血糖の症状も改善したとともにぶつぶつが消えたそうです。

以前は、食後のしんどさが辛かったようですが、それも感じなくなり、発疹も消えて、いたって元気になったそうです。アロマセラピーをされている方です。

血糖値を安定化させるといろんなことが改善します。皮膚のできものが治ったというのも何人もの方から聞きました。血圧が下がったとか、慢性疲労がなくなったとか。。。。

低血糖症という病名がないために、医者にも理解してもらえないし、世間の人にも理解してもらえない。そんな人が結構いるんだと思います。

CGM検査が出来なくなってしまいました

Posted on: 日曜日, 4月 2nd, 2017 in: クリニックより

CGM(24時間血糖測定)の機械が日本に入ってきて程なく導入して、自費検査としてやってきました。でも、自費では受けてくれる人も少なく、だんだんやらなくなっていました。

最近、最後のセンサーを使いきったので、新型のCGMの説明を聞きました。そのときに、旧型のCGMのセンサーは製造中止になったことを知りました。

機械本体が100万もしたのにセンサーがなければ、ただの箱ですよ。ショックを受けたのですが、低血糖の検査としては非常にいいデータが取れるので、やはり必要だなと思います。

今回は本体は安いのですが、相変わらずセンサーが高いので、自費検査として12000円になるだろうなって思います。

今年の冬は足が浮腫まなかったです

Posted on: 土曜日, 4月 1st, 2017 in: クリニックより

毎年冬になると足が浮腫んでいたそうです。去年の冬と今年の冬で薬の違いを見てみるとSGLT2だけでした。SGLT2は透析寸前の方も利尿剤より楽だと評価していました。

もともと、たち仕事で仕事が忙しい方なのですが、最近は長時間の仕事になっても疲れなくなったと言います。年々年を取っているのに以前より元気になったのは驚きです。

やったことといえば、糖尿病のコントロールぐらいです。ところが、それが一番元気になった理由かもしれません。転院されてきたときはインスリンも打っておられましたから。

大幅に薬を変更し、コントロールしてきたことが、結果的に患者さんの笑顔につながれば、これほどうれしいことはありません。

面白いことに、身の回りの糖尿病の方の薬を見せてもらっているそうです。自分の薬とぜんぜん違うし、たくさん飲んでいるのにコントロールがついていないんだとおっしゃってました。勉強もされたみたいで良かったです。