高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

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薬局や自宅で採血検査ができる時代です

Posted on: 月曜日, 3月 21st, 2016 in: クリニックより

薬局や自宅でも少量の採血で、血液検査ができるようになったようです。ただし、薬剤師には結果説明はできないそうです。

いいことだと思いますが、臨床検査技師が介入すれば、採血もできるし結果説明もできるのになあって思います。

結果の見方がわからなければ、意味ないんじゃないでしょうか?正常値でも、どう読むかが非常に大事で、それができない医者もたくさんいるのに一般の人にできるのでしょうか?

少量の採血とは糖尿病の人が血糖値を測るときにするやり方なので、検査を受ける本人がやるということが条件です。結構勇気が要りますよ。

病院に来ても簡単にできることなので、なぜ薬局なんだろうとも思います。薬局に行く人はすでに病院にかかっているはずでしょ!

便利になったなと思う一方で、変なことだなと思います。指先の採血より、普通の採血のほうが、痛くないですよ。経験者の私が言うのだから、本当ですよ。

医者は金持ちだという誤解

Posted on: 日曜日, 3月 20th, 2016 in: クリニックより

私が学生の頃、かかっていた開業医の先生が話していました。”むかしは3人診たら生活できたけど、今はそういうわけにいかない”先生は医学部の学生だった私に医者はあまり良い職業じゃないと話していました。

それから長い時間が経って、ある開業医の先生の言葉が伝わってきました。”20人診て、やっとみんなの給料が確保できるだけだ”彼は20陣以上診ないと自分の取り分がないとぼやいていたようです。

昔は1割負担でしたが、今は3割負担、支払いが増えたといっても再診なら何百円の世界です。それだけしか支払っていないのに、何故医者は金持ちだと思うのでしょうか?

勤務医も、多くは年俸制なのでボーナスもなければ、退職金もありません。年俸制で有名なのは野球選手ですが、彼らは5年契約で何億円と聞きます。医者は1年契約でせいぜい2000万円、1年後の契約更新は約束されていません。

金持ちだと言われる理由の一つに車があると思います。外車に乗っている医者が多いのです。でも、理由があるんです。事故をしたとき人へのダメージが最小限になるのが一部の外車です。

医者は、動けなくなったら収入が全くなくなるんです。だから、事故に遭っても怪我をしないようにしないとなりません。だって、一円も入ってこなくなるんですもの。そのために、高級車に乗っているんだと思います。

アレルギーの舌下減感作免疫療法の認可を取りました

Posted on: 土曜日, 3月 19th, 2016 in: クリニックより

eラーニングで講習を受けて認可を取るのですが、これまたしんどいものです。1時間かけて講習を聞いてから試験ですが、不正解が何度も出て、ようやく合格を取りました。

そのあと、各論の講習が1時間ほどあり、再びテストです。何とか終了して、認可を取り、施設登録はバイト先の病院にしました。

実は、投与開始時がとってもややこしいんです。それで、クリニックでは扱わないことにしたのです。継続できる人も少ないようで、いかに続けてもらうかが重要だそうです。

とりあえず、嫌なことが終わったのでほっとしました。まだ、もう一個各論の講習があるのですが、気が向いたら受けましょう。最近は、薬を処方するのにも認可が必要で、何度こんなことを繰り返したことか。。。。

関節注射の勉強をしました

Posted on: 金曜日, 3月 18th, 2016 in: クリニックより

膝関節の注射方法は整形外科の先生から教わりました。でも、肩関節は教わってなかったので、勉強したいと思ったら、関節注射の会社がビデオを作ってると聞きました。

そうですよね。使い方も教えているはずです。それで、ビデオを取り寄せじっくり見たのですが、なるほどって感じでした。

膝関節の注射も良くわかりました。技術は盗むものだと思っていたので、ビデオで勉強するなんて考えたことありませんでした。

でも、おかげでよくわかったし、また見てみようと思いました。実際にする機会があるかどうかわかりませんが、とりあえず、知っておきましょう!

栄養指導は閉鎖になりました。。。

Posted on: 木曜日, 3月 17th, 2016 in: クリニックより

栄養指導を予定されていた方には申し訳ありませんが、4月改正で点数は上がるものの、30分はなしをしなければならなくなり、栄養士の労働環境まで悪化したことが判明。

今月の栄養指導も難しくなってしまいました。代わりに、栄養指導料はいただけませんが、私が栄養指導をすることにします。診療時間内なので、長くお話しできませんが、ご理解のほどお願いします。

クリニックでも、若手に入れ替えて、給料も下げる予定にしていました。それでも、栄養士を抱えれば赤字になるはずでした。透析導入の栄養指導は正看護師じゃないからと却下され、開業医には踏んだり蹴ったりです。

開業医の段階で、しっかりとした栄養指導しないから、ひどい状況になって病院に運ばれるのにです。いつも言っていますが、国の方針に従えば病気になってしまいます。

自分のことは自分で守る。栄養なんて、私は学問として習っていませんから。でも、栄養士よりよく知っていますよ。普段の生活の中で、何故だろうと思っていれば自然と身に付きます。

SGLT2は糖質制限と同じかというタイトル

Posted on: 木曜日, 3月 17th, 2016 in: クリニックより

このタイトルから想像すると、違いますといいたいんだと思います。同じと考えたら危険だといいたいんだと思うのです。私は、いい意味で、違いますと言いたいです。

糖質制限ダイエットは、身近にしている人がいるので、よくわかりますが、しんどいのです。頭もボートするし、元気もありません。

たくさん食べているようですが、実際は蛋白質と野菜中心。食べ終わったとき、満足そうにはしていません。彼はボディービルの大会に出るので仕方ないのですが。。。

さすがに筋トレの前にはバナナなどを食べるそうですが、長時間持たないようです。その点、SGLT2は普通に食べて糖質が出て行くだけなので、ひもじい思いがありません。

血糖値も低めになるので、変におなかがすくことはありません。糖質制限で、バナナなんかを食べると吸収が良くなっているから、急激に血糖値が上がり下がってしまうからしんどいと思います。

糖尿病にならないと飲めませんが、ダイエットに使うと楽だと思います。ただし、3ヶ月だけですが。。。

大病院でもジオンを自費でしていると知ってびっくりです

Posted on: 水曜日, 3月 16th, 2016 in: クリニックより

肛門科で有名な大病院で自費でジオンをしていたと知りました。看護師から聞いた話です。彼女は結局別の病院でジオンを受けたのですが、自費で23万円支払ったそうです。

大病院は痔を扱わないことの方が多いのですが、院内紹介なら大学病院でもやってました。でも、保険診療でしています。なのに、有名な病院が自費でしていたのは、やはり儲からないからでしょうか?

保険にこだわっていた先輩のクリニックも一部自費に変えていました。これも、患者さんから聞いて知りました。やはり、肛門疾患は儲からないので、自費に変っていくようです。

それでも、私は保険診療にこだわります。その影響で、クリニックは赤字ですが、バイトで補填してます。うちは、肛門科ではないから、絶対自費にはしませんが、手術するかどうかは私が判断します。

そういった裏事情も知った上で、受診してほしいものです。

病院の生活保護の人の割合

Posted on: 火曜日, 3月 15th, 2016 in: クリニックより

病院の入院患者で生活保護の人は9割居たそうです。ところが3ヶ月ぐらい過ぎると8割に減ったそうです。生活保護だと何が変ると言うこともありませんが、一般の方が増えて事はうれしいことです。

私の受け持ちは、何故か個室希望、特別室希望の方が多いです。部屋代が1万円から1万6千円、ホテルと違って、1泊二日なら二日分子払うことになります。

患者さんには、部屋代はあくまで病院に入るだけのものだから、特別扱いにはならないと説明します。でも、どうしても個室に入っている人には説明が長くなります。

部屋を出るきっかけがないからです。おまけに、特別室に入る人は決まってわがままな人なので、病棟は嫌がります。病院にとって部屋代は実利益になるので、ありがたい話ですが、現場は嫌がるんです。

結局、私も振り回されます。特別扱いしなくても、振り回されてしまうんですよ。なので、病院からは別料金をいただきたいものです。そんなものないんですけどね。。。

人がなくなったのに、素敵な話だと思ったことがあります

Posted on: 月曜日, 3月 14th, 2016 in: クリニックより

特養の往診で親しかった方がいらっしゃいます。癌の末期ですが、何とか持ちこたえていました。ご本人はそんなことを知らないので、いつも笑っておられました。

漢字は違うのですが、同じ苗字で、親しみもありました。歌を歌いだしたり、手をぽんぽんとたたいてくれたり、いつも楽しませてくれました。

特養の往診をやめてからも、一度会いに行きました。そのときは、元気がなかったので心配したのですが、その後、特に問題もなくすごされていたようです。

別件で施設の方に連絡を取ったとき、彼女がバレンタインデーになくなったと聞きました。それで、おしゃれなことをしてくれましたねって彼女に話しかけました。当然心の中ですけど。

訃報だったのですが、安らかになくなられたと聞いて心が穏やかになりました。

地域のコミュニティー雑誌に広告を載せます

Posted on: 日曜日, 3月 13th, 2016 in: クリニックより

クリニックの患者さんは遠方から来られる方が多いので、地域のちらしに乗せても意味がないのですが、地域貢献という意味で乗せようということになりました。

ところが、掲載するテナントさんの中で、医療機関はうちだけらしく、意外と目立っているようです。近隣に医療機関が多いのになぜだろうと思います。

うちは内部を公開していなかったのですが、内部の写真が必要らしく、設計技師のサイトに使われている写真を転載することにしました。

びっくりしたのですが、トップページにうちが出てくるのです。5年以上前のことなので、設計技師とも会う事もなくなっていたので、知らなかったんですよ。

5年間もなぜ気づかなかったんだろうということはたくさんあります。バイトに振り回されて、必死で前を向いて歩いていたからでしょうか?少し立ち止まることも必要ですね。