高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

手術の話の続き。。。。

2日前のブログはぬいぐるみのことでしたが、実際は外科的手術に共通するものがあります。私たちの時代は、拡大手術をしていた最後の世代でした。なるべく大きく開けて、できるだけ取るということをしていました。

その後、取らなくても同じだということがわかってきて、手術はどんどん縮小の方向になり、小切開で手が入ればできるという時代から、腹腔鏡という時代に移っていきました。

大事なこことは、腹腔鏡でできるのかどうか、腹腔鏡で初めても、開腹に切り替える決断をどこでするのか、決断することが大事です。決断が遅くなれば、リスクがどんどん増えていきますから。

手術中に心臓が停止し、心臓マッサージで戻らないとき、胸を開けて直接心臓マッサージをしたこともありました。このとき、執刀医は私ではありませんでしたが、執刀医の判断が間違ってないか補助するのが助手の役目です。

その手術がどういった結果になったのかは覚えていません。それだけ、必死に対処していたからだと思います。内科と違って、常に綱渡りしているのが外科医です。最近、整形外科の先生ともそんな話題で盛り上がりました。

昨今の事件は、決断するということと助手のサポートの問題があったんじゃないかと思います。

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