高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

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職歴に空白が無いことが重要らしいです

Posted on: 金曜日, 1月 30th, 2015 in: クリニックより

ある応募書類を記入していて、職歴欄が少なかったので長く居た病院だけピックアップして書きました。ところが、職歴に空白があるとあまり良くないらしく、用紙を増やしてすべてを記入することになりました。

医者は、病院を転々としていることが多いので、職歴が複雑です。よく、病院の医者がしょっちゅう変るので困るって話を聞きますが、同じ医者にかかりたければ開業医にかかるべきだと思います。

病院というのは、院長ですら雇われのことがあるので、医者はしょっちゅう変ります。何故変るのかというと、昔は医局派遣だったので、直接の雇い主は医局だったからです。

医局制度がつぶれても、医局のような役割をする人が出来て、紹介されて入職と言うことになるので、永久就職にはなりません。また、患者さんが減ったり経営が悪くなると、給料が高い医者の人数をまず減らすからでしょう。

いろんな理由から、職歴が複雑になり、覚えていられないので記録したものを常に持っている状況ですね。

カレー屋さんの情報をもらいました

Posted on: 木曜日, 1月 29th, 2015 in: クリニックより

ひょんなことから、放射線技師の方にカレー屋さんの情報を教えていただけました。カレーが好きだと話したわけではなく、たまたま住んでいる地域を聞いたからだと思います。

有名なカレー屋さんがあったそうですねという話をしたら、そこも知っておられて、いろんなカレー屋さんの話に発展しました。私自身はあまり食べ歩きをするほうではなくて、自分で作るのが好きなのですが、せっかくなので行ってみようと思います。

新しい職場で、まだ慣れていないのですが、こうやって話しかけてくれることはありがたいです。仕事の話は当然しますが、仕事以外で話題が出るようになれば、ちょっと仲良くなれたのかなと思えます。

急な異動だったので、戸惑いもありましたが、何とかやっていけそうな雰囲気です。

血糖値にかかわる内服薬や注射薬 病気のときはどうするのか

Posted on: 水曜日, 1月 28th, 2015 in: クリニックより

血糖値を下げる薬を使っている場合、病気になったとき(シックデイ)の対応が重要です。病気になったときとは、風邪をひいて高熱が出たときや、嘔吐や下痢で食事が取れないときのことです。

食事が取れないから、血糖を下げる薬は必要ないだろうということは予測がつきますが、毎日習慣的に飲んでいるとついうっかり飲んでしまったなどということもあると思います。

多くの内服薬は食後に飲むように指示されているので、食事が取れなかった飲まない方も居るでしょう。注射はどうでしょうか?食事前という指示のものも多いので、食事が摂れなければ打たないのかもしれません。

ところが、血糖変動が多い人は高熱や下痢などのストレスで食べていなくても、血糖値が上がってしまうという事態になります。それで、インスリン注射をしている方は、基礎インスリン(一日一回打つタイプ)だけは続けたほうがいいといわれています。

インスリンを打たれている方は自己血糖測定をしているので、おかしいなと思ったら血糖値を測ったほうがいいでしょう。いずれにせよ、脱水が一番良くないので、水分だけは十分に摂る必要があるでしょう。

キシリトールが虫歯予防にいい理由

Posted on: 火曜日, 1月 27th, 2015 in: クリニックより

キシリトールガムは虫歯予防になると思っていましたが、なぜ予防になるか知りませんでした。ガムをかむことで唾液が出ると口腔内の雑菌が減るのは聞いたことがあります。

実は、虫歯菌(ミュータンス菌)がキシリトールを糖分だと思って食べるけど、糖分じゃないとわかって排泄している間にエネルギーがなくなって死んでしまうそうです。

確かに、人間でも食べることと排泄することにかなりのエネルギーを使いますが、こんにゃくを食べたからといってカロリーがないせいで死んでしまうことはありません。

ところが、ミュータンス菌ではそんなことが起こるそうです。知ってびっくり、早速キシリトール入りのガムを買いに行こうと思います。

糖尿病の薬が出来たのは意外と最近のことだそうです

Posted on: 月曜日, 1月 26th, 2015 in: クリニックより

糖尿病の内服薬が出来たのは、1950年代だそうです。今から65年前ということになります。意外と最近だったんだなあと思います。それまでは、糖尿病は尿に糖がでて全身に病気が進行していく死の病だったのでしょう。

糖尿病に対する最初の薬はサルファ剤という抗菌薬だったそうです。腸チフスに効くことがわかり大量に使われるようになり、低血糖を引き起こすことがわかり、糖尿病の治療薬になったそうです。

元をたどれば、とんでもないところから見つかっているんですね。当時は血糖値を計れるのも特別な場所だけだったようで、今のように気軽にはかれなかったようです。

糖尿病の薬は飲みたくないとおっしゃる患者さんは多いのですが、飲みたくてもなかった時代もあったわけで、薬があるだけましな世の中になったということを知ってほしいと思います。

すてきな出会いがありました

Posted on: 月曜日, 1月 26th, 2015 in: クリニックより

同業者はあまり好きではないのですが、とってもすてきな出会いがあったんです。その日は、朝からきれいな虹を見ました。前日、ずっと降っていた雨が朝方にやんだからなのですが、とってもきれいな虹だったんです。

今日は何かいいことがあるかも知れないって思いました。そしたら、本当にあったんです。同業者ですが、あってまもなく意気投合しました。手術の見学をしていたのですが、本当に楽しいひとときだったんです。

他の医者とあまり関わりたくないと、引っ込み思案な生活を何年か続けていたのですが、あの日は知り合えてよかったと思いました。人が知り合うには必ず縁という奥深いものがあります。意味があって知り合うわけです。

予感が当たったことはその後何日か尾を引いて、気持ちがいい日が続いたのです。同じ日に別の二人からもいい知らせが入り、いいことがある日は重なるんだなあって思いました。

減塩にはミル挽きが良いと思いました

Posted on: 日曜日, 1月 25th, 2015 in: クリニックより

塩とこしょうで、ミルで挽くタイプを持っているのですが、面倒くさくて放置したままになっていました。でも、それではもったいないので、最近使うようにしています。ところが、力も要るものですから、たくさんは挽けないんです。

こしょうはまだ挽きやすいのですが、岩塩は固くて力が要ります。それでもがんばって使っていたら、これは意外と減塩につながるかもって思い出しました。粉の塩ならたくさんかけてしまっても、ミルならたくさん使えません。

楽になったから、使いすぎるということは大いにあると思います。面倒くさくしてしまえば、使いすぎないでしょう。これは、洗濯にも言えることだと思います。洗濯板で洗わないとならないのなら、汚さないように使う気がします。

何でも簡単にできるようになってものを大事にしなくなったと思います。楽できるようになって、身体も大事にしなくなったのかなって思います。

人見知りなのです。

Posted on: 土曜日, 1月 24th, 2015 in: クリニックより

意外に思われるかもしれませんが、人見知りが強いほうです。仕事では誰とでもすぐ仲良くなるのですが、プライベートではあまりしゃべるほうではなく、大学の6年間でも、一度もしゃべったことがなかった人がたくさん居ます。

旅先で毎年あっていたガイドさんは、最初の3年間は話したことないですよねといいます。確かに、話してなかったのです。それぐらい、人見知りが強く、一人で居ることを好むほうなのです。

ところが、仕事ではまずスタッフとうまくやっていくために、いろんな話をします。パラメディカルの人は医者だからと一線置いて話をしたりしますので、それをなくすようにもって行きます。

患者さんには当然フランクに接します。些細なことでも相談してほしいからです。職場ではずっとしゃべっているように見えるので、私が人見知りだと言うと笑われます。そんなことないでしょって。

でも、実は人見知りが激しくて、家に引きこもりがちな人なんですよ。子供のころからそうなんです。

輸液ルートの新たな方法を知りました

Posted on: 金曜日, 1月 23rd, 2015 in: クリニックより

輸液をする場合、静脈にルートを確保しなければなりません。方法は、採血のときと同様にゴムで縛って静脈を浮き上がらせて、針を刺して、痛くないようにプラスティックの針だけを残すやり方です。

ところが、血管が細い人や血管が弱っている高齢者では適切な静脈が見つからないことも多いし、血圧が下がっているような緊急時はなおのこと探しづらいものです。

救急の現場では心肺停止の場合は、首の静脈からルートを確保していました。首を縛るわけに行かないので、聴診器を首に引っ掛けて、静脈を浮き上がらせるのです。

ところが最近は、骨髄内輸液をするようです。骨髄なんて怖そうな名前ですが、膝の下あたりで針を刺して、骨の中に輸液を入れる方法だそうです。なるほどなあって思いました。

昔、静脈確保の技術がまだなかったころは大量皮下注といって、皮膚の下に輸液をしたそうです。犬や猫などの動物には今でも使われている方法です。医療はどんどん進んでいるんだなあって思いました。

 

急にいろいろ変化があって、診療時間を変更しています

Posted on: 木曜日, 1月 22nd, 2015 in: クリニックより

年明け早々に相談されて、急遽、バイト先の病院を変わる事になりました。勤務時間も増えた影響で、木曜日の午後を休診に変更しました。急な変更は、病院勤務だけにとどまらず、往診先も移動が決まりました。

往診先が現在より遠くなるため、継続は無理と判断し、今月いっぱいになりました。その影響で、往診患者さんの診療情報提供書を作ったり、訪問看護の指示書を変更したりと書類にも追われていました。

結果的に、1月いっぱいはかなりタイトなスケジュールで動かないとならないのですが、2月には少し落ち着きそうです。残念なことは、急に患者さんの主治医を離れなくてはならなかったことです。

家族の方ともゆっくりお話しする暇も無く移動になったので、心残りではあります。でも、いつでも連絡のつく場所にいるので、何かあったら連絡してくれとお話しました。

往診先の移転は、行政の都合によるところが多く、患者さんの気持ちなどお構いなく行政が変更していくことは腹立たしいことです。ある患者さんは、往診が最後になると告げると本当に悲しそうな顔をされました。

いろんなことがありますが、前向きになって先に進まないとなりませんね。