高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

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診療明細書はしっかり見てください

Posted on: 水曜日, 7月 31st, 2013 in: クリニックより

診療明細書には、使われた注射薬などが載っています。明細書ができるまでは、注射の内容を知らせるために注射名を書いた紙を渡していました。何の注射を受けたのか知らない方が多いからです。

何の検査を受けたのかもわかりますので、ちゃんと結果を聞いてるかのチェックにもなります。私も最近、診療明細書を見ることで、余計に請求されていた検査がわかり、返金してもらったことがあります。

医療というのは、診察が終わってから医事科がいろいろ手を加えます。請求漏れがあったらこまるからです。それで、この手術ならこれはやっているだろうと、追加したりするのです。病院によっては、医者に確認を取ってからやりますが、病院によっては現場の判断で追加してしまいます。

これには理由があります。請求間違いで少なかった場合、後で追加請求が難しいですが、過剰請求なら後で返金するのは簡単だからです。でも、患者側が気づかなければ、過剰請求されたままになります。

しっかり、診療明細書を見ることが重要だと言うことですね。ファイルで保存しておけば、自分の治療歴も残ります。ある意味、カルテと同じようなものですから、検査結果とともにファイリングしておくと良いでしょう。

朝食にお味噌汁を飲みましょう

Posted on: 火曜日, 7月 30th, 2013 in: クリニックより

クリニックでは、和食の朝食を勧めています。朝食をしっかり食べることがすべての病気治療の根本だからです。みそ汁は最近は便利になっています。具だくさんのインスタントのみそ汁もたくさん出ています。私は、みそを袋から出すときに全部出し切らないことが気になっていました。

でも、ある健康を気にしたみそ汁を飲んだ時、とても味が薄かったので、みそは全部出し切らなくてもいいのかもしれないと思いました。健康のためには少なめに入れるほうがいいのかもしれません。

しかし、具が別になっているみそ汁は少し値段が張ります。かといって、一袋になっているみそ汁はわかめが少し浮くぐらいでさみしいものです。それで、豆腐の味噌汁を作るようになりました。豆腐は、小さいサイコロぐらいに切って、お椀に入れます。みそを入れてから、熱湯を注ぎます。

お鍋で作らなくても、豆腐が小さいと熱湯だけでも温まります。ホテルで出される朝食なども、みそ汁に豆腐をトッピングで入れるのですから、おかしなことではないでしょう。乾燥わかめを追加してもいいでしょう。手軽にできるので試してみてください。

3食みそ汁はよくないと思います。塩分過多になるからです。夜はコンソメスープなど洋風のものにしましょう。食事には汁物をつけて、まずは汁物に口をつけましょう。そのほうが食べ過ぎないと思います。洋風のスープもいろんなものが出ているので、楽しいですよね。

具だくさんの洋風スープの代表はミネストローネですよね。ベーコン、ジャガイモ、にんじん、たまねぎ、セロリ、キャベツを切って、コンソメで煮て味付けのしてあるトマトの缶詰を入れるだけで、手軽にできます。

いろんな汁物を試してみましょう。

乳房温存術なんてばかげたネーミングするから。。。

Posted on: 月曜日, 7月 29th, 2013 in: クリニックより

乳がんの手術で、乳房温存術と呼ばれるものがあります。本当は、乳房部分切除、乳房半分切除、4分の3乳房切除が正しい表現です。温存手術などというから、乳房の形が変わらないなんて思うんですよ。

英語からの直訳なのかと思ったら、conservingという言葉は、保護するという意味で残すって意味ではないようです。なぜ、こんなネーミングになったのか?医療側が上から目線で決めているからです。

もともと乳がん手術は乳房の全摘出でした。乳がんは、多発していることが多いからです。ところが、放射線療法の発達で、乳房を残しても放射線でがん細胞を減少させることができるようになったのです。でも、これも100%ではありません。5%ぐらいは再発しますから、死滅ではないのです。

もともと全摘していたのだから、少しでも残せば“温存”だと医者が考えたのでしょう。ところが、欧米人ならともかく、乳房の小さい日本人では残るどころか、ひどい変形をおこします。もともと、乳房温存手術は、お乳のでっかい欧米人が、切除されてしまうことを嫌がり開発されたのでしょう。それが、日本に導入されてきたのだから、日本の治療法ではないわけです。

患者側の立場に立って、女性がネーミングすれば、乳房部分切除となったでしょう。医療が男性の医者中心で動いているから、こんなことになるんですよ。少しでも残してやったんだから、満足だろうっていうようなノリでしょう。

乳房を一部でも切除したら、変形はひどいものですし、皮膚の感覚は無くなります。手術する場所によっては、乳首もいったん剥離しますから、乳首の感覚もなくなります。へこんだ場所を周囲の乳腺で寄せて修復すれば、いったん胸襟から乳腺が外されますから、座った状態では乳首は上に上がってしまい、左右の乳首の高さが変わってしまいます。

今まで、乳房温存手術を見てきて、許せる範囲の変形だと思ったのは、脇に近い場所にできた1cmくらいの小さい乳がんだけでした。乳がん手術ではがんから2cm離れた場所まで乳腺を取ってしまいます。3cmの乳がんまでは温存手術が可能だと言われていますが、3cmなら、7cmの直径で乳腺を切除するのです。そんなにとったら、温存というでしょうか?

最近、1cmに満たない乳がんが見つかった方と話をしました。ラジオ派含めて、すべての手段を説明したのですが、彼女は乳房切除がいいかもしれないと言いました。乳房を残すことにこだわらないし、治療に時間がかかるのは困るからだそうです。

年齢、家族環境、職業、金銭的問題、居住地などいろんな要因で治療方法は変えないとなりません。私は、がん治療に嫌気がさしました。今は、高齢者の治療に面白みを感じています。がんを持ったままでも、元気に生活している方を見ていると、がん治療って何なんだろうって思います。

東大阪市の市役所の最上階について

Posted on: 土曜日, 7月 27th, 2013 in: クリニックより

見晴らしの良いレストランにしていたそうですが、収益が上がらないためにレストランは閉鎖されたままだそうです。それで、格安の家賃にして新たなレストランを誘致しようとしていると報道されていました。

どうしてレストランが良いの?っておもいました。医療機関を入れたら良いのにって思ったのです。どこの医療機関も待ち時間が長くてうんざりします。見晴らしがよくて夜景がきれいなら、待っているのも苦にならないじゃないですか。。

市役所なら、交通機関も整備されているから、お年寄りだって行きやすいです。年金の手続きのついでに受診もできて、とってもいいと思います。

夜景がきれい イコール レストラン。そんな固定観念がいけないのです。柔軟に考えれば、いくらでも良い考えが浮かびますよ。ま、東大阪の住人じゃないから、関係ないんですけどね。。。

今年もおいしいゴーヤをいただいています

Posted on: 木曜日, 7月 25th, 2013 in: クリニックより

奈良のバイト先のスタッフが、自宅で作っているゴーヤをくださるんです。今年は、途中で霜が降りたそうで、全滅かと思いきや、何とか育っているようです。

新鮮なゴーヤは、水分がたっぷりでしゃきしゃきしておいしいんです。ゴーヤチャンプルーにしていただいています。夏にゴーヤなどの瓜類を食べると、利尿効果で水分が適度に排泄されるので、むくみなどに効果があります。

水分不足になりがちな夏には、特に野菜から水分を補給したいものですね。野菜からの水分は身体に保持されますが、飲み物の水分は尿になって出て行ってしまいますから。。。

水分をたくさん取っているのに、なぜかしんどいと思っている方は、野菜から水分を取ってみてください。

糖尿病療養指導医がとれました

Posted on: 水曜日, 7月 24th, 2013 in: クリニックより

取ってみると、あっけなかったです。これがあったからといって、得することはないですしね。。。。

DMmenkyo

精神疾患合併の救急搬送について

Posted on: 火曜日, 7月 23rd, 2013 in: クリニックより

精神疾患を持っていると、救急の受け入れをしてもらえない問題について、行政が整備しようとしているそうです。私がいた、脳外科病院でも精神科受診歴があれば断っていました。でも、受けてみたら単なる不眠症だったり、疼痛コントロールだったりしていました。その一方で、脳疾患と思って取ったら、憑依が下りてきたかのようなふるまいを始めて、明らかに精神疾患でしょうって思ったこともありました。

精神疾患の受け入れを嫌がるのは、あとの受け入れ先がないからです。脳ではないとわかっても精神科の病院が転送を受け入れてくれないことが原因です。もっと大きな原因は、市立病院など公的病院がはなから断ることでしょう。公的病院が率先して取るべきでしょう。

最近も、熱中症だと運ばれてきた人がいましたが、明らかにうつ病でした。数日前からしんどかったというところに疑問を持つべきなのですが、救急隊は全くそうは思っていなかったようです。

大型の病院が患者の抱え込みをして、常に満床の状況である限り、何も解決できないと思います。もっと、病院間連携をとり、中小の病院に患者を分散させるべきでしょう。

失敗から学んだこと。。。。

Posted on: 月曜日, 7月 22nd, 2013 in: クリニックより

クリニックでの簡単な手術で、眠らせてほしいという相談をされました。内視鏡で行っているような薬で眠らせてしまうという手法です。それで、内視鏡を行っている2か所の病院に相談して、ドルミカムを使うことにしました。

しかし、痛みに対しては局所麻酔の痛みが減ったわけではありませんでした。その後、組織生検の時に同様にドルミカムと局所麻酔を使ってみましたが、ドルミカムで抑制が取れるようで、逆に暴れてしまうという結果になりました。その時は、ペンタジンを追加することで、何とか生検を終わらすことができました。

それで、今回少し広範囲の切除が必要だったので、笑気と酸素、ドルミカムとペンタジン、局所麻酔の併用で手術をすることになりました。ところが、少し呼吸抑制が出ました。そこで、看護師の提案でマスクで人工呼吸器を併用してみました。

自発呼吸があるのに、人工呼吸器から空気が送られると嫌がるのではないかと思いましたが、そうでもなかったのです。それで、腫瘍切除だけするつもりが、普通に乳がんの手術をしてしまいました。手術時間は、当初の予定どうり、麻酔含めて1時間です。

もともと、些細な失敗から始まったことですが、問題点を洗い出して次につなげていくことで、大きく前に進んだ感じです。この方法なら、災害現場でも簡単な手術ができるわけです。静脈麻酔が進んだので、麻薬を使うことで、除痛はできるようになりましたが、ポンプが必要で麻酔管理も神経質に行わないとなりません。

今回、循環器内科の先生に立ち会ってもらったのですが、この手法だったら麻酔科も不要だなと思いました。

投票に行きましょう!!

Posted on: 金曜日, 7月 19th, 2013 in: クリニックより

投票にいかなければ、政治に文句は言えません。誰に入れたらいいのかわからなければ、白紙で構わないのです。

とりあえず、投票に行きましょう。何もせずにいれば、何も変わりません。

入れ墨を入れている施設にお願い

Posted on: 木曜日, 7月 18th, 2013 in: クリニックより

入れ墨を入れる際、公共の温泉などに入れないという説明はあるようですが、MRIが受けられなくなるという説明がないようです。若い人にはあまり関係ないかもしれませんが、脳梗塞の早期発見にはMRIしかありません。ところが、入れ墨が入っていると磁気が悪影響を出すようで、受けることができないのです。脳ドックについても同じです。

入れ墨を入れる前に、そういう説明をすべきではないでしょうか?皮膚に針を刺すわけで、鍼灸師と同じことをしているので、国家資格にしてもいいと思います。B型肝炎などは、予防接種の針で感染したと問題視されていますが、入れ墨の針も原因になったはずです。当然、鍼灸の針もそうです。

そういったことを放置しているから、B型肝炎が広まったわけで、平気で放置している行政が問題ではないでしょうか?入れ墨をしている方に聞いたところ、ある種の保険にも入れないそうです。B型肝炎の感染の危険があるからだそうです。

日本では、従来の入れ墨と、海外から入ってきたTATTOOが同じ扱いになっているのも不思議です。公共の温泉には入れ墨の入ったやくざさんはこまりますという意味だったと思うのですが、入れ墨という部分だけ残って、TATTOOの人まで阻害されています。

アメリカなどではTATTOOを入れている人が多いわけで、そういう国ではMRIはどうしているのでしょうね。少なくとも、スパにTATTOOはお断りなんて書いていませんしね。。。

どなたか、アメリカで生活されている方、調べてきてもらえませんか?