高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

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透析中の方の救急搬送に疑問

Posted on: 月曜日, 4月 8th, 2013 in: クリニックより

透析中で、1週間透析を受けていない患者さんを透析のない病院に救急搬送するのはどうでしょうか?土日で受け入れ先が見つかりにくいのはわかりますが、とりあえず週明けまで見てくれと搬送するのです。

救急隊はそれでいいかもしれません。でも、病院の方では週が明けるまで急変する可能性もあり、現場はひやひやものです。どうしてこういったことになるのか?病院の形態をとってない透析施設が増えているからでしょう。

透析については、様々な問題があります。透析患者が増えたために、透析施設は満杯。緊急透析をかけてくれるところを探す方が難しいのです。一時的な腎不全であれば、2-3回透析を回せばよくなるのですが、それができないのが現状です。

予後の悪い患者さんの受け入れも難しいです。本人や家族が望んでも、透析によって回復の見込みが少なければ、引き受けてもらえないのです。

それでも、日本はましかもしれません。透析の施設があまりない国も多いのですから。要は、透析にならないように各個人で身を守らないと仕方ないってことかもしれません。

薬の相談を受けました

Posted on: 金曜日, 4月 5th, 2013 in: クリニックより

薬を飲みたくないと相談を受けました。8種類くらいの薬が出ていますが、一番重要な薬のところに、“嫌だ”と書かれていました。なぜ、一番重要な薬をやめたいと言っているのか。。。。。その薬の重要性を聞かされていないからでしょう。

ほかの薬は、副作用予防で出されているものだったので、それを理解できるならやめてもいいと思いました。でも、一番重要な薬はやめるわけにはいきません。

何の薬で、何のために出されているのかを全く理解していませんでしたから、医師の説明不足だと思いました。というより、説明する時間がないのでしょうね。一人の人に時間をかけていたら、収益になりませんからね。

医療機関によっては、明確に売り上げ目標額を医師に通達しています。雇われの身では、それを達成せざるを得ないので、医療の質は下がっても仕方ないのでしょう。

誰が悪いのか。。。。国でしょうね。

つくしを見つけました

Posted on: 木曜日, 4月 4th, 2013 in: クリニックより

何年もつくしを探していたのですが、見つからなかったのにたまたま入ったスーパーで見つけました。手を真っ黒にしながらはかまを外し、湯がいて一晩あく抜きしてから卵とじにしました。決しておいしいものではありませんが、子供の頃を思い出しましたね。

春になったようで、入学式から出てきた学生さんをみました。医療系の専門学校だったのですが、みな不安げな表情をして緊張していました。大学の入学の頃を思い出してしまいました。入学式は覚えていませんが、オリエンテーションで緊張していたのを覚えています。医学部もそうですが、資格系の専門学校も卒業するだけでは意味がありません。資格を取らないと、意味がないのです。

その点、一般の大学とは違うかもしれません。確かに、就職試験も大変でしょうが、1箇所がだめでもほかがあるじゃないですか。。。資格系は、就職先を決めるということが後回しになりがちです。とりあえず、資格を取らないとどうにもならないからです。そういった意味では、安易に就職先を決めてしまって後で後悔するってことが多いんじゃないかと思います。

皆さん、5月病にならないようにしてくださいね。

糖尿病の勉強会に行ってきました

Posted on: 火曜日, 4月 2nd, 2013 in: クリニックより

糖尿病治療については、この数年間でかなり変化してきています。

冒頭で演者が話したのは、血糖値にとらわれることなく合併症予防と低血糖予防に努めないとなりませんという言葉でした。腎機能にどれだけの余力があるか、年齢がいくつなのかによって、治療方針はかなり変化します。職業、生活パターンによっても治療方針は変えないとなりません。

昨日も変な治療を聞きました。持効型インスリンという一日一回打つインスリンを1日4回打つように指示されたという話です。強化インスリン療法は1日4回打ちますが、3回は食事ごとに上がってしまう血糖値を抑えるために打つので、短時間で効くものでなければなりません。ところが、24時間効くものを4回に分けて打つなんて、痛いだけじゃないですか。。。

内科の先生だけど、内分泌専門の先生じゃないからと言ってました。????ですね。私は外科医ですが、インスリンのうち方は知っていますよ。医者であれば、何科であっても知らなくてはなりません。主治医の先生に、どういう理由でそういった打ち方をするのか聞いてみるようにアドバイスしました。どこかの文献に、そういったやり方がいいと書いてあったのか聞いてきてもらうつもりです。

新年度が始まりました

Posted on: 月曜日, 4月 1st, 2013 in: クリニックより

やり残していること、それを完成させなければなりません。

おしりの取説、英語版を完成させて、日本語版とともに冊子作成してネット販売します。

糖負荷試験のデータが300人ほど集まりました。友人に手伝ってもらって解析して、海外誌への投稿を考えています。

薬をやめるタイミングという冊子の続編で、薬に少し頼る生活の提案をまとめます。

去年、やり終えてないことがなんと多いでしょう。

友人の看護師国家試験も来年に持ち越されました。学校は卒業できたようなので、来年は通ってくれると思います。

糖尿病協会登録医の更新がありますが、指導医にランクアップできればやってみようと思います。

学会もかなり整理が済みました。もう少しシンプルにするつもりです。

まとまらないですが、張り切ってやっていきましょう。