高血糖と低血糖のひらいクリニック

アクセス
内科/外科/糖尿病・内分泌内科/消化器内科/肛門内科/形成外科/ (予約優先) ひらいクリニック 大阪市中央区南船場3-2-6 大阪農林会館 B-1号室 TEL06-6125-5350 FAX06-6125-5351

ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

Home >> 7月, 2011

予約について

Posted on: 日曜日, 7月 31st, 2011 in: クリニックより

最近、予約時間を守らない、連絡なしに来院しないなどいい加減な人が増えています。そのせいで、予約時間にちゃんと来られた方に、かなり迷惑がかかっています。

対応策として、大幅な遅刻の場合は、診療の最後に回っていただくことにしました。また、予約変更や連絡なしで来院されなかったことなども、カルテ上に記録していくようにします。そういったことへの態度なども、治療をするうえで、重要な情報になるからです。

男性の場合、予約というのはきっちり守ります。仕事上でも必要だからだと思いますが、相手に迷惑をかけてはいけないという思いが多いのだと思います。一方で、女性の場合、予約をしてもそれを守らない人が多いと思います。それは、検診の現場でもそうです。ひどい時は、2割の人が、連絡なしに受診しません。

予約枠がある以上、それが埋まってしまったら、その日を希望されているのに受診できない方が出てくるわけです。自分が同じ目にあったらどう思うでしょうか?

予約キャンセルや予約変更は、必ず前日までにメールをしてください。当日の連絡の場合、すでに他の患者さんに迷惑がかかってしまっていますから、カルテに当日キャンセルなどの記録を残すようにします。

痛みの訴えは本物かどうか

Posted on: 土曜日, 7月 30th, 2011 in: クリニックより

痛みというのは、不思議なものです。幻肢痛というものをご存知ですか?切断してしまった足の痛みを訴えるものです。ないはずの足が痛いと感じるのは、脳がしているのです。同じように、痛みを起こす原因がないのに、痛みを訴える場合があります。

特に、交通事故のように相手に対する怒りがある場合、怒りがいつまでたっても痛みを作り出します。こういった場合、怒りを抑えることのほうが痛みに対する治療になるのです。また、記憶が症状を再現することもあります。過去に同じようなことがあった場合、その時のことを思い出して、当時の症状まで出してしまうのです。

かゆみについても同様です。かゆいと感じるからかゆくなってくるのです。その場合は、かゆいと感じないように治療します。忘れることが大事ということでしょうね。

人の体というのは、とても不思議なものです。動物は、本能だけで生きているので、こういったことはないのだと思います。(動物病院の先生に聞いてみないとわかりませんけどね。)人には、理性というものがあって、これが治療の邪魔になることが多々あります。間違った思い込みが、治療の妨げになることも多々あります。

治療すべきものかどうかの判断も、難しいかもしれません。病気と正常範囲の境目って難しいものです。私の場合、患者さんが苦痛を感じなくなれば、ある程度の症状が残っていても、治ったという判断をします。加齢とともに、いろんな障害出てきても当たり前なので、若い時と同じに戻すというほうが難しいからです。

医療というのは、情報提供が仕事です。いろんな提案をして、選択するのは患者さんのほうです。そのことを忘れている人が多い気がします。

婦人科検診でわかりだしたこと

Posted on: 金曜日, 7月 29th, 2011 in: クリニックより

震災の時に、婦人科検診のコマーシャルがかなり流れたようで、婦人科検診を初めて受けに来られる方が、急増しています。その中で、初めて知ったことがあります。独身の方が結構多いこともそうですが、性交渉経験のない方が意外と多いのです。婦人科検診では、処女膜の問題があるので、かならず性交渉経験があるかどうかを聞くためです。

昔は、子宮頚がんというのは、性交渉が多いと起きやすいと言われていました。それが、HPVの感染によるものだということがわかりだし、逆にHPVと関係ないがんもあることから、性交渉の経験がない人も、がん検診は必要だという見解になっているそうです。そうは言っても、検診というのは受診とは違い、病気を疑ってきているわけではないので、とても気を使います。ひとりひとり、処女膜破損の危険性やがんの危険性の話をして、確実な診断がいいのか、確実ではなくても痛みがないほうがいいのか聞きながら行っています。

少子化が問題にされ出してもう長くなりますが、問題は子育て支援ではなかったように思います。いくら子育て支援があっても、結婚もせず、性交渉もしていないのであれば、全く意味をなしません。ある人からは、男性が性交渉を望まなくなっていると聞きました。そういうことがなくても、パートナーと生活しているそうです。草食系と呼ばれる男性の一部には、動物的な本能が欠落しているのではないかという意見も聞きます。

日本女性骨盤底医学会の発表では、性交渉の減少は女性に問題があると言っていました。でも、私はそうは思いません。結婚という形がなくても、子供だけはほしいと言っている女性が多いからです。でも、日本の今の制度では、子供だけ作るというのはかなり負担が多いと思います。

友人で、子供のそばにいてあげるために、転職した人がいます。しかし、何年もするうちに、再び同じ仕事に戻りました。子供と遊んであげる時間がないと言っていました。それはおかしいんじゃないかと思っていましたが、なにも言いませんでした。しかし、ある親子を見て気付いたようです。やはり、子供と遊んであげる時間を作らないとならないと。少しホッとしました。日本では、仕事中心で家族をないがしろにすることが美徳だと思っている人が多いと思います。何のために働いているのかが分からなくなっているのかもしれません。そういった世の中の考えが変わらない限り、子供が増えることはないように思います。

日本人は、インスリンが半分。。。

Posted on: 木曜日, 7月 28th, 2011 in: クリニックより

日本人のインスリンの分泌が欧米人の半分しかないことが分かっています。また、インスリンの初期分泌が遅れる人がいることもわかっています。そのことに関連して、遺伝子の欠損の研究もされているようです。そういった文献が見つかったので、連絡を取ってみようと思っています。

このことは、日本人に限らず、アジア人女性に多い可能性があります。元々、体格が欧米の人とは全く違うので、病気も違って当たり前なんです。ところが、医療の多くが欧米から出てきているので、今までわかってないことも確かです。元々、漢方治療では体格のいい男性と、ひ弱な色白の女性を別の体質として扱っているので、そう扱うべきだったのだと思います。

日本人は、元々モンゴリアンだと聞いています。ニュージーランドのマオリとハワイのポリネシアン人はタヒチから来た人だといいます。そういえば、よく似た顔をしていると思います。暑い国から、四季のある国に移り住めば、ある程度体質も変わるかもしれませんが、体格の良さが同じだということは、根本は同じなのかなと思います。

日本人女性に耐糖能異常がかなり多いことは、クリニックの検査でわかりだしています。なぜそんなことになったのか、ひとりひとり考えてみないとならないので、大変な作業です。でも、このことは糖尿病学会の清野先生も驚かせました。ある勉強会の時、耐糖能異常が多いのですねと驚かれていました。

糖尿病を専門にされている先生は、その前段階の耐糖能異常についてあまり知っておられないようです。原因は、この50年間に30倍に膨れ上がった糖尿病の患者さんの多さによると思います。糖尿病の治療は、ひとりひとり違うものなので、大変なのです。それに振り回されて、その前の段階のところまで、注意がいかないのだと思います。

また、糖負荷試験(OGTT)がされなくなってきたことも原因だと思います。2時間から3時間かかる検査は、患者さんも敬遠しますから。HbA1cという一回だけの採血で、血糖変動を見るようになって、OGTTはほとんどされなくなりました。

でも、実際のところは、血糖変動だけ見てもわからないことが多く、同時にインスリン値を測らないとわからないものです。OGTTをするだけで、どういったことに気をつけていけばいいかがわかりますし、24時間血糖測定(CGM)をすれば、何を食べれば、血糖の変動が多いかが、普段の生活をしながらグラフとして出すことができます。

漢方薬が、食事の中からできてきたものであることからもわかるように、食事というのは本当に大事なものです。日本人が伝統的に食べてきたもの、食べてきた食べ方など必ず意味があると考えています。

天神祭

Posted on: 火曜日, 7月 26th, 2011 in: クリニックより

天神祭に行ってきました。天神祭は、花火だとか縁日が有名かもしれませんが、中央公会堂を通る、神輿の姿は素晴らしかったです。まじかで神輿を見たのも初めてだったので、圧倒されました。神輿はかなり重いのだと思います。2組の担ぎ手が、交代しながら運びます。それを指揮する、指揮者のような人が神輿の上に乗っています。

でも、残念なことに外国人観光客の姿は、ほとんど見ませんでした。震災の影響かもしれませんが、それだけではないような気がします。祭りの場所が移動するため、何時にどこで何が行われるのかHPで調べたところ、HPがあまり充実していなかったのです。これでは、日本人もあまり分からないだろうなと思いました。

祭りは1000年以上行われているようです。使われている神輿は、金色で本当にきれいでした。浴衣姿の女性、はっぴを着て神輿を担ぐ男性、伝統的な店もたくさん出ていて、本当に祭りの雰囲気がありました。観光客が少ないほうが、祭りの雰囲気が出ていいのかもしれませんけどね。

旅行者が減った一つの理由が、you tubeなどの配信だそうです。誰かが旅行した映像を見て、行った気になるため旅行しなくなってきているそうです。でも、そうでしょうか?その場の音、風、迫力は、画像や映像に残るものではありません。現場に行かないとわからないことがたくさんあります。

昨日は、たまたま携帯も持っていなかったので、写真は撮りませんでした。写真を撮ってると、デジタルの画像ばかり見てしまい、その場の雰囲気を感じることができなくなります。忘れていったことは、むしろ良かったと思います。目にしっかり焼きつけてきましたから。同行してる、馬の鳴き声、かっ歩する音、涼しい川風、担ぎ手の必死な声、本当に素晴らしい祭りでした。

来年は、多くの外国人観光客が、関空から大阪に来てくれるように少し宣伝を始めてみようかと思います。

海外での口座の作り方

Posted on: 月曜日, 7月 25th, 2011 in: クリニックより

スイス銀行の口座にお金を預ける。そういう話を映画などではよく聞きますよね。でも、実際口座が作れるのかどうか?アメリカに住んでいる妹が3カ月帰国した時、日本の銀行に口座を作りました。妹は、アメリカで永住権を取ったので、もはや日本人ではないのですが、実家の住所を使って口座を作ったのだと思います。同様に、日本に一時帰国の間だけ国民健康保険に加入することも可能です。その場合も日本での住所が必要なのだと思いますが。。。。。

今回、オークランドに住むフランコが全面的に協力してくれました。オークランドには金曜日の夕方に入るため、口座開設は無理かなと思っていたら、郊外には土曜日に開いている銀行があるそうです。フランコがライブをしているというスタンフォードホテルに行き、ライブの合間に土曜日の打ち合わせをしました。

ニュージーランドの銀行は、アポイントを取っていないとかなり待たされるそうです。そのせいか、朝一番に行こうということになりました。9時にフランコが来るまで迎えに来てくれたとき、1歳にならない娘さんを連れてきたので、びっくりしました。でも、それも意味があったんだと後でわかりました。

ニューマーケットという市の銀行に向かいました。フランコがモデルをしている事務所の近くの銀行でした。彼から注意されたことは、ホテルに宿泊してると言わず、自分の家に泊ってるというように言われたことだけでした。

口座開設には、パスポートと、クレジットカードか運転免許が必要でした。口座開設だけなのに、個室の部屋に呼ばれt、いろんな質問をされました。その時、フランコが赤ちゃんを私に抱かせて、日本のグランマザーだと説明していました。毎年、うちに来て泊っているというようなことを言ってたようです。

ニュージーランドでは、銀行預金に税金がかかるため、大半は日本で生活しているということで、それが免除される書類も作ってくれました。インターネットバンキングを開始するには、電話での手続きが必要なようで、これも英語なのでフランコの助けがなければ、手続きできなかったと思います。

また、ニュージーランドのボーダフォンを契約していたこともよかったようです。しかし、これもまた大変なことがありました。留守番電話を聴くために、事前に手続きが必要だったのです。電話で聞く英語は、かなり聞き取りにくいので、結局フランコに手続きをしてもらいました。

口座ができた後、ミッションベイというところにコーヒーを飲みに行きました。アメージングという娘さんは11カ月なので、まだ言葉もしゃべれません。はいはいをしだしたらすごいスピードなので、相手をするのは本当に大変でした。フランコは、ひとり目の娘だというのに、小脇に抱えたまま電話でしゃべるし、落とさないかと本当にハラハラしました。ベビーシートに乗せての移動中は、後部座席で私が相手をしていたのですが、それだけでも大変です。子育てというのは大変なことだなあと改めて実感しました。

今回、口座できたことで、ニュージーランドに住んでいる日本人の医療サポートが始められます。アメリカでも同様のことを始めるつもりなので、秋にはニューヨークの友人を訪ねていく予定です。友人は日本人ですが、私のビジネスをアメリカで展開させたいと言ってくれている人です。なので、きっとうまくいくと思います。

あきらめないことが大事だと思います。今回もそれを実感しました。事前に入ってくる情報も重要でしたが、実際現場に行かないとわからないことも多いと感じました。

ニュージーランドへは、2001年にはじめて行きました。帰国の翌日に同時多発テロがあったので、現地で知り合った友人たちは、すぐに帰ってこれなくなりました。今年も、大雪のために飛行機が飛ばなかったようです。私は、運がいいのでちゃんと予定どうり戻ってこれました。今日から、仕事です。気分を入れ替えてまた頑張りましょう。

キャンセルが増えています

Posted on: 土曜日, 7月 16th, 2011 in: クリニックより

いろんな理由があるとは思いますが、予約キャンセルが増えています。予約の申し込みが多いため、最近、希望の日時に予約を入れることが大変になってきているのに、キャンセルが入ると事務の手続きもかなり煩雑になります。

もし、旅行ならキャンセル料が発生するから、かなりの理由がないとキャンセルしませんよね。予定を変更する際に、何を基準に考えるかと言えば、優先順位です。突発的なことが起きた場合、優先順位の低いものから、変更していくものです。

では、医療は優先順位が低いのでしょうか?体調が悪くなったからとキャンセルされる方もありますが、体調が悪い時こそクリニックなので、来るべきなのではないでしょうか?仕事の都合で、キャンセルされる方もありますが、からだのことより仕事のほうが大事なのでしょうか?

仕事については、一概には言えないと思います。日本の企業は、からだのメンテナンスに対して、いい対応をしてくれないからです。びっくりすることに、医療機関や、医療系の学校がそれなのですから、おかしい話です。健康でなければ、しっかりとした勉強もできないだろうし、いい仕事もできないはずです。でも、それを考えないのが日本の企業です。しかし、このことは国がそういう方針だからなのだと思います。

企業のトップの考え方は、末端の営業マンまで浸透します。いろんな企業を見てきてものすごく感じます。それなら、企業の方針は、国の方針がかなり影響していると考えても、おかしくはないと思います。

日本の、医療費の削減は、国民の健康を考えてはいません。国民の健康を脅かしてでも、医療費を削減したいのです。もし、国が国民の健康のことをもっと考えているなら、予防医学にもっと力を入れているはずです。病気になる前に、どう予防していったらいいか、そんなことを全くしないままで、起きてしまった病気の治療しか考えない、おまけに治療費を削減しようとばかりしています。

ルールばかりの日本、ルールができるたびに守らな人が多くなり、またルールができる。そんな悪循環は、どう変えていったらいいのでしょうね。

クリニックの大幅改装。。。

Posted on: 金曜日, 7月 15th, 2011 in: クリニックより

半年も過ぎたので、いろいろ改装を始めています。と言っても、生理整頓なのですが。。。業務の整理、物の整理、いろんなことを整理していかないとなりません。どうすればいちばんスタッフが働きやすいか、それを考えるのが大変ですが、楽しいものです。

スタッフが楽しく働けてこそ、患者さんに余裕をもって対応ができますし、ミスもなくなると思っています。うちでは、患者さんとスタッフの間の溝もどんどんなくしていきたいので、どうやればいいのかは、患者さんにも聞いています。

とりあえず、やってみる、駄目だったら変えてみる。そういったことでいいんだと思います。なんでも、やってみないとわかりませんからね。。。。

乳がんの勉強会をします

Posted on: 木曜日, 7月 14th, 2011 in: クリニックより

8月第1日曜の13時から乳がんの勉強会をします。長く乳がんを専門にやってきましたが、間違った理解が乳がんをうなぎ上りに増やしていると感じています。

たった3割の早期乳がんを探すために始まった、マンモグラフィー検診に頼っていてはだめなのです。乳がんの7割はしこりを作ります。自分で早期発見できる唯一のがんだと思います。

でも、もっと大事なのは、予防することでしょう。その辺が全くよの中で語られていないことが残念です。欧米人の病気だった乳がんがなぜ日本人に増えてきたのか、その理由をみんなで考えたいと思います。

少人数で行いますので、募集は10名程度です。参加費は1000円、参加された方には、健昌会の検診割引券を差し上げます。どうやれば、早く乳がんを見つけられるのかも指導します。

自分の身は自分で守る。それが私の考え方です。

インシュリン抵抗性改善薬が使えなくなりそうです

Posted on: 水曜日, 7月 13th, 2011 in: クリニックより

インシュリン抵抗性は、糖尿病の早い時期に出ます。インシュリンが効かなくなり大量に出しても血糖値を抑えられない状況になるものです。それが続くと、インシュリンの使い過ぎで、出なくなってきてしまい、糖尿病に陥ってしまいます。

その抵抗性を改善するので、いい薬だったのですが、膀胱がんの発生があるという報告が出て、フランスでは回収になったそうです。日本でも、膀胱がんになる可能性を話した上で使ってもいいということですが、そんな話して誰が使いたがるでしょうか?

日本でもアメリカでも、膀胱がんの罹患率を上げる当エビデンスはないので、民族性もあるのかもしれません。でも、政治力がかかわってるという可能性もあるようです。問題の製薬会社が最近ヨーロッパに販路を見出そうと、ヨーロッパの製薬会社を乗っ取ったそうです。そのあとで、ヨーロッパからだけ膀胱がんの話が出だしたからです。

真相はわからないことのほうが多いので、確かめようがないのですが、過去にも何十年も使われていたいい薬がいくつも製造中止になってきました。たいがい副作用の問題が出ての話ですが、何十年も使われていたのに、急に副作用が問題になるのですから、理解するのは難しいです。

人間の体のほうが変わってきたのかもしれません。がんだって、日本で乳がんがうなぎ上りに増えているのは、食生活の変化のせいです。糖尿病だってそうです。薬の副作用を考える前に、食生活の副作用を考えたほうがいいと思います。食べ物にも必ず副作用があります。食べ物に当たってなくなる方だっているわけで、それはどう考えるのでしょうか?

糖尿病については、インシュリン抵抗性改善をしなくても、糖毒性の悪循環を断ち切ればいいと思います。ただ、そのためには本人のかなりの努力が必要です。なるべく楽をして病気をなくしたい、そういった思いがいろんな薬を作らせてきました。でも、それにも限界があると思います。

病気を治す前に、なぜ病気になったのかを考えたほうがいいと思います。